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悪魔の対話術 ~ビジネスで「したたか」に成功する~
【第9回】 2008年7月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
内藤誼人  [心理学者]

「身長」が高い人ほど「プライド」も高い

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 相手がどれくらいプライドが高いのか。それを知るのは、実は、とても簡単である。というのも、彼自身の身長を見れば、かなり正確にプライドの高さも読めるのだ。私たちの身長とプライドの高さは、かなり連関しあっているのである。

 カナダにあるアルバータ大学の心理学者ユージン・レチェルト博士は、会計士、エンジニア、社会福祉士、アナウンサー、弁護士、販売員などの多様なサンプルについて、それぞれの人のプライドの高さと、身長の高さについて調べてみた。

身長が高い人は
自分が「上位」にあるように思う

 レチェルト博士によると、身長の高い人のほうが、自然と相手を見下ろすことができるので、それによってプライドも高まるのではないかと仮説を立てた。身長が高い人は、相手と会話をするとき、相手を見下ろすかっこうになり、それが心理的に上位にあるような気分にさせるというのである。

 調査の結果、この仮説は、まさにその通りであった。身長の高さだけで、その人のプライドの高さも予測することができ、その予測精度は、なんと約88%にもなったのである。

 「身長が高いほど、プライドも高い」

 レチェルト博士の調査によれば、そのように予想することができるのだ。

 さらにありがたいことに、身長というのは、目に入ってくる特徴であるだけに、相手に何の質問をしたりせずとも、読めることだ。

 「あなたはプライドが高いですか?」などと尋ねなくとも、身長が高いか低いかを見れば、「なるほど、プライドが高そうだ」と判断できるのである。これは大変に便利な手がかりである。電話などでは身長が判断できないが、対面で人に会う状況なら、いつでも使えるからだ。

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内藤誼人 [心理学者]

慶応義塾大学社会学研究科博士課程修了。(有)アンギルド代表取締役。現在は、企業研修や講演等で、心理学の法則をもとにした人材育成や販売促進、企画力促進などに力を注いでいる。著書に『「人たらし」のブラック心理術』(大和書房)、『人は「暗示」で9割動く!』(すばる舎)、『パワーセルフ』(ダイヤモンド社)ほか多数。


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