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エコカー大戦争!

やっぱり日産は電気自動車に本気だ!
トヨタも無視できない「リーフ」の正体

桃田健史 [ジャーナリスト]
【第27回】 2010年1月28日
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 米テネシー州ナッシュビル郊外。朝からの雨が止んでしばらくして、NNA(日産ノースアメリカ)本社正面玄関前に滑り込んできた、左ハンドルの量産型電気自動車「リーフ」テストカー。筆者はその運転席についた。

日産リーフ(写真手前)を展示する、日産ノースアメリカ本社1階ロビー。メディア関係者、行政関係者を招待した電気自動車普及のプレゼンテーションを開催

 外観と内装は市販車ティーダを流用しているが、電気自動車のシステムとしては日本で2010年秋過ぎに(日産側の表現や各種取材を総合して10月中旬から11月上旬と筆者推測)、アメリカで同年12月に発売予定のリーフとほぼ同じだ。

 そのセンターコンソール(前2席の間の部分)には、ダッシュボード側から、スタートスイッチ、シフター、電動パーキングブレーキの順で並ぶ。

 2009年11月に筑波サーキット(茨城県下妻市)で開催されたEVフェスティバルの際、今回と同系テストカーがあったが、筆者自身での運転は許されず、日産の実験担当者による同乗走行となった。それ以前にも、日産追浜工場(神奈川県横須賀市)敷地内での同系テストカーのメディア対応試乗会もあったが、筆者は日程が合わず不参加だった。よって、今回が筆者にとってこの車両の初ドライブとなった。

 すでに電源はONの状態だ。

 助手席の日産テクニカルセンターノースアメリカ・アリゾナオフィスのディーン・ロメインさんのアドバイスを受けて、ブレーキペダルを踏みながら、電動パーキングブレーキスイッチを上側にカチリと持ち上げる。これで、ブレーキリリース(解除)。シフターの表示を見ると、P・R・N・D M。シフター自体を運転席側の手前に約30mm動かし、さらにD Mに向かって約20mm下方向へ。これで走行準備完了だ。

 本日のテストコースは、目前の緑地帯のなか、幅約3m、長さ約500mの車両誘導路(筆者は2周走行)。左旋回のみのその路面は黒く濡れ、ところどころに小さな水溜りが見える。慎重にアクセルを踏みながら走り出した筆者。

 だが、助手席のロメインさんは「いいからもっと踏んで!思い切って加速して!」と余裕の笑顔を見せた。

 では、お言葉に甘えてアクセル全開。

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桃田健史 [ジャーナリスト]

日米を拠点に世界各国で自動車産業の動向を取材するジャーナリスト。インディ500、NASCARなど米国レースにレーサーとしても参戦。自動車雑誌に多数の連載を持つほか、「Automotive Technology」誌(日経BP社)でBRICs取材、日本テレビでレース中継番組の解説などを務める。1962年生まれ。著書「エコカー世界大戦争の勝者は誰だ?」好評発売中


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