ダイヤモンド社のビジネス情報サイト

あれは夢だったのか!?「ゼロ円住宅」の今

ダイヤモンド・オンライン編集部
2015年5月30日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

一時期、流行った「ゼロ円住宅」。定義は主に3つほどあるが、状況が変わり、絵に描いた餅と化したものもある。

太陽光発電で住宅ローンがチャラ!?
「ゼロ円住宅」とは何か

 住宅ローンの上限は、およそ年収の7倍までが相場と言われている。それ以上のローンを組めば、非常に苦しい生活が待っていることだろう。しかし、そんな制限をとっぱらう奥の手として人気を集めたのが「ゼロ円住宅」。何らかの手段で“お金を産む”家にするという発想だ。一口に「ゼロ円住宅」と言っても、実は定義は3つほどある。

1/太陽光発電で電気を売って、光熱費をゼロにする
2/太陽光発電で電気を売って、住宅ローンを返済する
3/自宅に賃貸住宅を併設する、いわゆる「賃貸併用住宅」を建設して、賃料でローンをまかなう

「太陽光発電で住宅ローンがゼロ!」そんな夢のような謳い文句もすっかりしぼんでしまった
Photo:sakura-Fotolia.com

 1と2の売電でのゼロ円住宅は、2012年7月に施行された、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)によって誕生した。

 総出力10キロワット以上なら、20年間にわたって全発電量を電力会社に買い取ってもらえる。一方、10キロワット未満なら、買い取り期間は10年。家庭で使用した分を差し引いた、余剰電力を買い取ってもらえる。

 1は非常に分かりやすいし、実現性の高いプランだ。実際に実証実験でも可能であることが分かっている。ただし、「1日に3回風呂に入る」など、極端に光熱費を多く使う生活をしなければ、の話だ。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


ニュース3面鏡

インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。

「ニュース3面鏡」

⇒バックナンバー一覧