ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
50才からの「英語」再入門byダイヤモンドQ

英語力と専門技術を生かして
「人生の後半」を充実させる人たち

シニア海外ボランティアで活躍する方法

ダイヤモンドQ編集部
【第2回】 2015年6月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

専門技術を生かして、「第2の人生」を充実させている人は存外多い。国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして現在、世界で活躍しているのは約430人。どんな活動をしているのか

  語学力と専門技能を生かして、海外に勇躍する人たちがいる。

 スリランカの職業訓練所で、農業機械の整備・修理ができる整備士や指導員の育成・指導を行っている菱田幸夫さん(67才)もその一人。

スリランカの職業訓練所で農業機械の整備・修理を指導する菱田幸夫さん

 国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして、2013年10月から2年間の予定で、スリランカに派遣されている。

 09年に内戦が終結したスリランカでは農業機械の普及が加速しているが、取り扱い指導や整備・修理技術が追い付いておらず、技能レベルの底上げを図るのが菱田さんの役目だ。

 実は菱田さんにとっては、これが2度目のスリランカ駐在。大手農業機械メーカーを定年退職した直後にもシニア海外ボランティアとしてスリランカの職業訓練所に赴任した。「第2の人生として自分の技術が生かせるボランティア活動を海外で経験してみたかった」という菱田さんは、定年の半年ほど前にボランティアに応募したのである。

「高校時代まで英語が不得意だったが、習うより慣れろと思い、大学では英会話クラブに入った」という菱田さん。英会話のテキストを暗記したり、講師役だった教会のシスターと英語で話したりしたことが今の語学力の基礎となっている。

 ボランティアとしてスリランカに赴任する前は、JICAの訓練所で1日5~7時間、計約250時間、公用語であるシンハラ語の特訓も受けた(当時の研修制度)。「60才を過ぎてゼロからの語学勉強は記憶力の低下もあって、なかなかはかどらなかった」というが、簡単な日常会話と読み書きはできるようになった。語学は集中訓練の効果が大きいことをあらためて実感したという。

 そんな菱田さんだからこそ、「語学を一人で勉強するのは大変。自分のレベルに合った語学ボランティアや英会話クラブに所属するとか、短期の海外ホームステイをしてみるとか、いろいろな経験や交流を重ねることが語学力向上の決め手だと思います」とアドバイスする。

協力隊400人超が海外活動
選考後、語学の合宿研修

 菱田さんのようにJICAのシニア海外ボランティアとして派遣された人は、延べ5600人以上。現在は約430人がアジアや中南米などの開発途上国を中心に、政府機関や教育機関などで活躍している。

1
nextpage

「50才からの「英語」再入門」について知りたいなら、
実用ライフスタイル誌ダイヤモンドQをどうぞ!

あなたのQuestionにズバッと答える雑誌、それがダイヤモンドQです。老人ホーム選び、病院選びから、資産運用、保育園選びまで、重大な決断を骨太の記事やランキングで手助けします。

2015年7月号 好評発売中(税込780円)

ダイヤモンドQ2015年7月号

第1特集「カラダの悩み全解消!!」
ED・薄毛からがんまで、最新の薬や治療法を総ざらい

第2特集「50才からの「英語」再入門」
英語ができれば、海外旅行やボランティアを楽しめる

新企画 劇場に行って「エンタメ」を楽しもう
ライブエンターテイメントの楽しみ方を紹介

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

ダイヤモンドQ編集部

あなたのQuestionにズバっと答える雑誌、それがダイヤモンドQです。保育園選び、学校選び、病院選び、老人ホーム選びなど、人は人生の節目で重要な決断をしなければなりません。ダイヤモンドQは、ランキングやエッジの聞いた骨太の記事であなたの「知りたい」に答えていきます。詳しくはホームページ[http://www.diamond.jp/gr/q]をご覧ください。


50才からの「英語」再入門byダイヤモンドQ

海外旅行はもちろん、外国人相手の仕事やボランティア活動など英語ができれば人生の可能性が広がる事例を示し、50才からの効果的な英語習得法を提示する。

「50才からの「英語」再入門byダイヤモンドQ」

⇒バックナンバー一覧