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シンプルに考える
【第7回】 2015年6月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
森川亮

【堀江貴文×森川亮 特別対談(2)】
仕事の「思想」を変えれば、チャンスは無限大!

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ビジネスの最先端を走る堀江氏と森川氏には、どんな世界が見えているのか?「これは、こういうもの」「これが当たり前だ」……。そんな「思い込み」が仕事を台無しにしている。タブーや常識の向こう側にある「本質」をつかめるかどうか。それが、ビジネスの成功を決定づける――。『逆転の仕事術』(堀江貴文)、『シンプルに考える』(森川亮)ともに新刊が話題のお二人と、看板娘・寺田有希が送るニコニコ生放送『BARホリエモンチャンネル』ダイジェスト版、連載第2回。(構成:田中裕子)

ダメなサービスは、「思想」がダメ

堀江貴文(以下、堀江) ブログってここ10年くらい全然進化していないと思うんですよ。ライブドアブログにしたって、びっくりするくらい同じです。寺田さん、ブログ書くの大変だと思わない?

――(寺田有希、以下同)いろいろなブログサービスを転々としたんですけど、結局どれも書かなくなっちゃいました。画像はどう貼り付けるかとか、いつ投稿するかとか、面倒なんです。Facebookを更新したほうがラクだなって。

森川亮(以下、森川) ブログとFacebookって、メールとLINEの心理的な差と近いですよね。もう「ブログとはこういうものだ」というフォーマットができあがってしまっているから、それに従うとブログらしいブログしか生まれない。もうね、ブログはタイトルやめちゃえばいいんですよ。

堀江 あ、森川さん、いますっごくいいこと言いました!

森川 ありがとうございます(笑)。

堀江 うん、タイトルなんてやめちゃえって考え、まさにメールがLINEに変わったときと同じです。そういう設計思想のブログサービスがないんですよ。たとえば、いちいちプルダウンで選ばせる投稿時間。投稿時間は「今」でいいし、予約するとしても「明日の早朝」みたいにざっくりでいい。「そもそも、この機能はなんで必要なの?」って話で。

森川 ああ、それ、以前堀江さんがTwitterでつぶやいていた、銀座のタクシー乗り場の話と同じですね。「歩いている時間がもったいないからタクシーに乗るのに、なんでタクシー乗り場まで歩かないといけないのか?」って怒っていた(笑)。

堀江 ああ、ありましたね。

森川 多くの人は「ルールだから仕方ない」と思ってしまうところですよね。世の中、そういう小さな問題って多いはずなんですよ。でも、「そういうものだ」と思えば「なんで?」を抱けなくなる。この「なんで?」という小さな疑問を持ち続けることにこそ、チャンスがあるはずなのに。起業だってそうでしょう。

堀江 僕は問題さえ解決できるなら自分が手がけなくてもよくて、ブログ問題にしてもタクシー問題にしても、いろいろなところでアイデアを話しています。それなのに誰もやってくれないから、仕方なく新しいブログサービスをつくっているところですよ。いやー、でも「タイトルをなくす」までは考えなかったなあ。

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森川亮 

1967年神奈川県生まれ。1989年筑波大学卒業後、日本テレビ放送網に入社。幼少時から一貫して音楽を続けてきたこともあり、音楽番組の制作を希望するもコンピュータシステム部門に配属。本格的にコンピュータを学ぶ。インターネットの登場に刺激を受け、ネット・ビジネスに傾倒。ネット広告や映像配信、モバイル、国際放送など多数の新規事業立ち上げに携わる。仕事のかたわら青山学院大学大学院にてMBAを取得。2000年にソニー入社。ブロードバンド事業を展開するジョイントベンチャーを成功に導く。2003年にハンゲーム・ジャパン株式会社(後にNHN Japan株式会社、現LINE株式会社)入社。4年後には日本のオンライン・ゲーム市場でナンバーワンとなる。2007年に同社の代表取締役社長に就任。2015年3月にLINE株式会社代表取締役社長を退任、顧問に就任。同年4月、動画メディアを運営するC Channel株式会社を設立、代表取締役社長に就任した。


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「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく、「何が本質なのか?」を考え抜く。そして、本当に大切な1%に100%集中する。シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない――。LINE㈱CEO退任後、注目の経営者がはじめて明かす「仕事の流儀」!

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