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海外子会社破産で巨額損失
LIXILが提示した“教訓”

週刊ダイヤモンド編集部
2015年6月16日
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藤森社長の出身母体である米GEの手法を見習って、今年4月1日より、社員は全世界共通の価値観をまとめたカードを携行している
Photo by Hitoshi Iketomi 拡大画像表示

 国内最大手の住宅設備メーカーのLIXILグループは6月8日、不正会計処理が発覚した子会社の独ジョウユウが破産手続きに入ったことにより延期していた2014年度連結決算の詳細を発表した。

 連結売上高は前年度比で2.7%増の1兆6734億円、当期純利益は同5.1%増の220億円となった。15年度の業績予想は、4月1日に連結子会社となった独グローエの数字が加わり、前年度比11.7%増の1兆8700億円となる一方で、ジョウユウの破産に伴う330億円の特別損失を計上するために、当期純利益は同86.4%減の30億円に激減する。ジョウユウ関連の損失は、3年間で660億円に達する見込みだ。

 LIXILの松本佐千夫副社長兼CFOは、現在も継続中の調査で判明した事実を明かした。

 「会計事務所の監査証明を受けた彼らの財務諸表は補助簿とも全て完璧に作られていたし、外部に出した書類や銀行の残高証明書なども正規のものが使われていた。なぜ不正会計処理が起こったのか。監査の直前に銀行預金を増額するなど巧妙に仕組まれた偽造の手口があった」

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