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トップアスリートの超絶プレーに、なぜ人は魅了されるのか?

相沢光一 [スポーツライター]
【第352回】 2015年6月23日
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 活躍する日本人選手がいないせいか、日本では今ひとつ注目度が低いが、バスケットボールファンなら決して見逃せないNBAファイナルの決着が先週ついた。

 対戦したのはクリーブランド・キャバリアーズとゴールデンステート・ウォリアーズ。キャバリアーズにはフォーブス誌が発表した世界スポーツ長者番付の6位(年収6480万ドル=約80億円)にランクされるスーパースター、レブロン・ジェームズ(30)がいる。一方のウォリアーズには長者番付100位以内には入らなかったものの英国誌発表の「今、最も市場価値のあるアスリート」の7位にランクされるステフィン・カリー(27)がいる。今年のファイナルはNBAチャンピオン決定戦というだけでなく、バスケットボール界を代表する両スターの対決という点でも見ごたえがあった。

まさに神業!カリーの
スリーポイントショット

 決着がついたのは第6戦。4勝2敗でウォリアーズが40年ぶりのチャンピオンに輝いたが、やはりすごかったのがカリーのプレーだ。「史上最強のシューター」ともいわれるだけのことはあって、スリーポイントショットを面白いように決めるのだ。

 これはゴールの周囲にアーチ状に引かれたスリーポイントラインの外側から放つショット。NBAの場合、アーチの半径は7.24メートルだ。ゴールから8メートル近く離れたところから放つショットのうえ、目の前には身長2m超の敵が立ちはだかる(カリーの身長は191センチ)のだから相当な難易度だ。それをものともせずカリーは次々とスリーポイントを決めた。こんなとんでもない得点源がいたら勝ちまくるのも当然だよな、と思わせるようなプレーだった。

 筆者はどちらのチームを応援するでもなくテレビ観戦していたのだが、画面から目が離せなくなった。それはカリーという異能選手のプレーがあったからだ。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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