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ホリエモン的常識

爆発でめげるな!有人宇宙飛行計画に狂いはない
【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第40回】 2015年7月14日
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Q.米宇宙ベンチャーのスペースX社の無人ロケットが打ち上げに失敗し、爆発事故を起こしました。3度目の失敗に「今後の民間による有人宇宙船の打ち上げ計画に悪影響を及ぼす」という専門家もいます。堀江さんは今回の件をどう受け止めましたか。

爆発時の緊急脱出システムも完成済みで
民間の有人宇宙船計画に狂いなし

A.3度目の失敗というのはISSの物資輸送関連で、ロシアのプログレス補給船、シグナス補給船に加えて、今回のドラゴン宇宙船という意味でしょうか?

 スペースXのファルコン9の失敗はこれが初めてです。ちなみに1段目再利用計画は実験段階なのでまだ成功したことがありません。

 今回の失敗で、打上げ保険料は間違いなく上がるでしょうが、計画自体に大きく遅れが出るということはないと思います。

 スペースXは、ロケット製造メーカーにしては珍しく、IT業界的なアジャイルな開発スタイルを取っています。今回のトラブルも早期に問題解決され改良が加えられると思います。

 有人宇宙船に関しては、すでに爆発時の緊急脱出システムのテストに成功していますので順調に開発は進んでいると思われます。

 また、カプセル型宇宙船は、打上げから地球帰還までのすべてのプロセスで安全に脱出できるシステムが備わっています。今回の事故でも脱出できたと思います。

Q.上司から「自分のミッションを定めよ」と言われました。会社の目標よりも高く、人生で成し遂げたいことは何か、という意味のようですが、堀江さんはこのようなミッションをお持ちですか?

仕事上の目標設定なんて適当にやっておけばOK
ミッションなんて自由度を奪うだけのものだしね

A.そんな大そうなものは持っていません。
 そもそも壮大な目標を定め、それに対して逆算してやることを決めてしまうと、それ以上のペースで目標を達成するといった、プラスの誤算は生まれてきません。

 多くの人間は夏休みの宿題を夏休みの終わりに、さらに言えば夏休みが終わったあとになって、あわててやっていたりするわけです。

 しかし、その一方で目標設定などをしつこく指導されていて、発想がまずは目標設定ありきになっている。

 そのために、その上司殿も「まずはミッションを定めなければいけない」と、思い込んでいるのだと思われます。

 私の場合は、むしろそういうミッションを定めたら、逆に自分の動きが制限されてしまうと懸念します。事実、ミッションに囚われてしまって柔軟な発想ができない人の方が多いのではないでしょうか。

 ミッションを定めないと上司殿から怒られるのであれば、適当にリップサービスしておけば良いと思います。それでその上司様が満足するのであればね。

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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