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就職できない若者の「トンデモ言動」

面接官が嫌う、話がダラダラ長い人に共通する特徴

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第36回】 2015年7月15日
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 採用面接において面接官が見ている大切なポイントは、主に2つあります。

前回は、面接における大切なポイントの1つである「印象」についてお話ししました。特にお伝えしたかったのが、第一印象の大切さについてです。面接で自己紹介をする段階では既に、第一印象が決まってしまっているとお伝えしましたが、今回は面接において重視されるもう一つのポイント、「内容」についてお話ししたいと思います。

結論から言えない、話がまとまっていない
「相手本位」に話せない人はNG

あなたは相手(面接官)の立場を考えて、話ができていますか?

 面接における発言の内容で、最も重視されるのはどんな点でしょうか。

 もちろん言葉遣いや語彙力など、ビジネスパーソンとしてのレベルが問われることもあると思います。とっさの対応や意表をついた質問には、つい素が出る場合も十分にあり得ます。そのときのリアクションも含め、最低限のマナーが問われる部分はありますが、そのためのスキルアップの方法は、前回ご紹介した「印象」の上げ方と近い内容になるので、今回は割愛します。

 内容面で重視されるのは、「相手本位」に話ができているかどうか、です。では、相手本意とは、どういう意味でしょうか。それは例えば、結論から言えているか、伝えたいことが端的にまとまっているか、ということです。

 面接という限られた時間の中で、有効に時間を使って伝えることを意識できているか。さらにはそれが相手にきちんと「伝わって」いるか。面接で緊張することが多い方は、ベクトルが自分にだけ向いている場合が多く、「何を言おうか」という意識が強くなりすぎて、結局、話がダラダラ長くなる傾向があります。それらは、年齢や経験の量というより、相手に伝えようと意識して話せているかどうかによる違いと言えます。

新人「自分の伝えたいことが多く、あれもこれも全部聞いてほしいから、つい話しすぎてしまう」

ベテラン「自分の話を理解してほしくて、つい長くなる。様々な事例を元に話しているとあっという間に時間が経っていて…」

 このように話が長くなってしまうのは、新人もベテランも同じなのです。しかし、簡潔に伝えられる方は、簡潔に話すことができます。一体、何が違うのでしょうか?

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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