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就職できない若者の「トンデモ言動」

面接前からあなたの第一印象は決まっている

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第35回】 2015年7月1日
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あなたはよい第一印象を与えることができていますか?

 「第一印象が外れることはあまりないですね」

 これは、とある人事の方がおっしゃっていた言葉です。確かに私たちは第一印象で他者を判断することが多いかもしれません。ですが、面接の場でも本当にそうなのでしょうか。

 今回は、意外と就職志望者が知らない、面接において面接官が見ているポイントについてご紹介します。

挨拶・自己紹介をする前に
あなたの第一印象は決まる!

 さて、冒頭でも触れた第一印象ですが、面接官も人間です。採用が能力テストや保有資格で決まるのであれば面接は必要ありません。直接会って確かめる必要があるからこそ、面接が存在しています。

 当然、第一印象が良ければ、そう考えた根拠を探し出します。逆に第一印象が悪ければ、同様にそう考えた根拠を考えることになります。印象だけで採用の是非が決まるわけではありませんが、印象だけで不採用になるケースは多々あり得ます。

 では、どの時点で人の第一印象が決まるのでしょうか。

 学生に聞くと、面接冒頭での自己紹介や挨拶と答える方が多いですが、実はもっと前の段階で決まっていると言っていいでしょう。それは、例えば面接官が控えている応接室などに入室した瞬間です。ノックをして扉を開けて顔が見えた瞬間、その方の第一印象が決まります。

 第一印象が決まる時間については諸説あります。0.5秒と言われることもあれば、15秒以内とも言われています。しかし、いずれにしろ入室から席に座るまでの時間には大方の第一印象は決まっていると言えます。面接官と対峙した時に慌てて笑顔を作っても第一印象としては遅いということです。

 さらにもっと前に第一印象が決まるケースもあります。それは「受付」です。昨今は受付に人を置かずに、電話機を1台置いているだけの会社も多いですが、新卒の面接など1日に大量の面接を行う企業では別会場を手配したり、社内に臨時で受付スタッフを配置したりしているケースは少なくありません。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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