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「本業×社会活動」パラレルキャリアを始めよう!――「2枚目の名刺」があなたの可能性を広げる
【第3回】 2015年7月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
石山恒貴 [法政大学大学院政策創造研究科教授]

サードプレイスとパラレルキャリア

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まったりして居心地のいい場所――サードプレイス

 前回、戸惑いながらも多様な価値観を知ることが、パラレルキャリアの意義であり、自己成長につながると述べました。

 そのような多様な価値観に出合える場所が、サードプレイスです。サードプレイスはまったりした居心地のいい場所であり、パラレルキャリアを実践する人たちの基地になるような場所でもあります。

サードプレイスって、何!?

 では、そもそもサードプレイスとは何でしょうか?

 サードプレイスは、もともとレイ・オルデンバーグがその重要性を唱えたもので、家庭でも職場でもない、とびきり居心地のよい第3の場所を意味します。それは、イギリスで言えばパブであり、フランスではカフェになります。

 サードプレイスは、まったりした場所であり、そこにふらっと顔を出せば、なじみの人たちと気楽な会話を楽しむことができるのです。まさに日常生活の潤滑油であり、ストレスを解放できる場です。

 日本では、赤ちょうちん、居酒屋、スナックなどが該当するかもしれません。ただ、仕事帰りに居酒屋にいき、そのメンバーは会社の人間だけという状態だとしたら、それは仕事の延長なのでサードプレイスとは言えないでしょう。

 このようにオルデンバーグの唱えていたサードプレイスは、自宅の近所など、ある地域に存在する居心地のよい場所が念頭におかれていました。ところが、日本のパラレルキャリアを考えるうえで、サードプレイスの概念はもっと広く使われるようになってきているのです。

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石山恒貴 [法政大学大学院政策創造研究科教授]

一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GEにおいて、一貫して人事労務関係を担当、米系ヘルスケア会社執行役員人事総務部長を経て、現職。人的資源管理と雇用が研究領域。ASTDグローバルネットワークジャパン理事、タレントマネジメント委員会委員長。NPOキャリア権推進ネットワーク研究部会所属。主な著書に『キャリア採用のプロたちが教える 後悔しない転職7つの法則』(ダイヤモンド社)、『組織内専門人材のキャリアと学習』(日本生産性本部生産性労働情報センター)、翻訳に『サクセッションプランの基本』(ヒューマンバリュー社)がある。


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