スマートエイジングライフ
男の食育 笠井奈津子
【第20回】 2015年7月27日
笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
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実年齢より若く見える人に共通する2つの習慣

若い頃よりも食生活には気を使っているのに老けた気がする…もしかして、間違った食事の落とし穴にはまっていませんか?

 今週末に同窓会があるのを突然知った!そんなとき、参加するのを楽しみに思えますか?それとも、今回はちょっとパス…となりますか?

 突然の同窓会でも「楽しみ」と思える方は、日頃、年齢よりも若く見られる機会が多いのではないでしょうか。服装や髪形に気を配っていたりと、日常的に自分のケアをしている自負があるかもしれません。

 実年齢よりも若く見える人を見ていると、

・定期的な筋トレもしくは運動をしている(もしくは、運動習慣ほどではなくても、アクティブで、少しせっかちタイプ。座りっぱなしということがほとんどない)。

・好奇心が旺盛

 というふたつの共通点が挙げられるのではないかと思います。なんだ、食事と関係ないじゃないか!なんて思わないでくださいね。このふたつがあるからこそ…なのです。

筋トレ、運動をする人は
タンパク質への執着が人一倍

 まず、定期的な筋トレもしくは運動をしている方。せっかくするなら効率を上げたい、と思うのが男性です。必然的に、食事にもある程度気を使うようになります。食事全般がストイックになるわけではなくても、忙しくなると不足しがちな栄養素、タンパク質への執着は人一倍です。

 もしも気を遣わなかったとしても、消費エネルギーが多い分“ザ・中年太り”になるリスクは軽減されます。

 一方で、デスクワーク中心で活動強度が低い場合。年齢なりに目尻の皺は増えたけれど、それは許容範囲内。でも、パソコンに向かう背中はくるりと丸まっていて、肩も内側に入り気味…ベルトの上にはでっぷりと乗っかったお腹は中年になったのを証明しているかのような存在感だし、そのせいか以前買ったパンツの丈も短くなったような…。顔よりも、体型の方が年齢以上に見られる雰囲気を醸し出していることがありますよね。

 でも、どうして?いつから、そんなに老けこんでしまったというのでしょうか?

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


男の食育 笠井奈津子

目、肩や腰の痛み、毛、お腹周り、ニオイ……。男も年を重ねれば重ねるほど、若い頃は気が付かなかった悩みに振り回されることになる。そんなとき、対策の1つになるのが「食」だ。しかし、男性が自分で正しいと思った対策するのには、注意が必要だ。実は思い込んでいる知識が勘違いであるばかりか、症状は悪化、さらに若さを一層失うことになりかねないからだ。この連載では、そんな「食」の知識に未だ乏しいミドル男性に対し、若い頃と変わらない身体を保ってもらう「男の食育」を行っていく。

「男の食育 笠井奈津子」

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