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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

デ・ニーロが語るNOBUホテルの魅力
――ロバート・デ・ニーロ、松久信幸両氏に聞く

【ベストホテル:インタビュー拡大版】

週刊ダイヤモンド編集部
2015年8月1日
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『週刊ダイヤモンド』8月1日号の「プロが選ぶ ベストホテル」で一部紹介したNOBUホテル。これは、ハリウッド俳優のロバート・デ・ニーロが、日本を代表する料理人・松久信幸氏とタッグを組んだホテルだ。2013年に米ラスベガスで創業し、5月、フィリピンの統合カジノリゾート施設「シティオブドリームス・マニラ」内に2店目をオープンした。二人にホテルの魅力と、今後の世界展開についてインタビューしたのでその全文をご紹介する。

――NOBUホテルの魅力やウリはどんなところですか。

まつひさ・のぶゆき
「NOBU」と「マツヒサ」レストランのオーナシェフ。1949年、埼玉県生まれ。東京の寿司屋で修業後、海外に出てペルー、アルゼンチン、アラスカで経験を積む。87年、ロサンゼルスにマツヒサを開店。和食をベースに南米や欧米のエッセンスを取り入れたNOBUスタイルの料理がハリウッドセレブを魅了し大人気に。94年、俳優ロバート・デ・ニーロの誘いに応えニューヨークに出店。以降、世界各国に出店を続ける。

松久信幸氏(以下、松久氏) 私自身が世界中を旅した経験を生かしているところですかね。例えば、ホテルで過ごす間は寝ている時間が大半ですから、ベッドや枕、シーツにはこだわりました。それからベッドから近いところに電源コンセントがある造りにしました。スマホやパソコンを充電しながら枕元に置いておきたいからです。

 他にも、旅先ではちょっとしたものを洗面所で手洗いしたいから、便利なようにシンクはかなり深くしてあります。私にとってどんなホテルがベストか考え、随所にそのアイデアを取り入れています。

 もちろん、言うまでもなく食事もウリです。和食をベースに各国の料理を取り入れたNOBUスタイルの料理をいつでも楽しんでもらえるよう、ルームサービスも24時間行っています。

――お二人はこれまで世界5大陸28都市で36軒のレストラン「NOBU」「マツヒサ」を展開してきましたが、今後、レストランと同様にホテルも世界で複数展開していくとアナウンスされています。

ロバート・デ・ニーロ
1943年、ニューヨーク生まれ。言わずと知れたハリウッド俳優。主な作品は『ゴッドファーザーPARTⅡ』『タクシードライバー』。

ロバート・デ・ニーロ氏(以下、デニーロ氏) 36軒のうち、10軒くらいが高級ホテルの中にあるんだ。NOBUが入ると、ホテルの評判も上がるし、NOBUも流行る。いろんなホテルからレストランのオファーがあるんだけど、ホテルの中にレストランをオープンするなら、いっそ自分たちでホテルも作ろうかと思ってね。とにかく、やってみたかったんだ。

 ホテルの魅力についてはノブが言った通り。お客さんには快適な客室でリラックスしたり、NOBUの料理をエンジョイしたりしてもらいたいね。

――なぜ米ラスベガスに続いてフィリピン・マニラにオープンしたのですか。

松久氏 ロサンゼルスのマツヒサではフィリピン人も一緒に働いていたので、フィリピン人や彼らの文化について私がある程度、理解していたというのがあります。そして経済成長著しい都市であること。3年前にローレンス・ホー氏(シティオブドリームス・マニラを手掛けるメルコ・クラウン・エンターテインメントのCEO)から打診があって、すぐにいいなと思いました。

――日本で、例えば東京や京都でのオープンは考えていますか。

松久氏 もちろんそうした機会があれば考えますが、日本はとてもライバルが多い。現在、9軒のホテルプロジェクトを進めていますが、これらがうまくいって初めて考えることですね。もし日本でオープンするとしたら絶対に成功したい。ですから慎重にならざるを得ません。

デニーロ氏 そうだね、機が熟せば、だね。

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