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「本業×社会活動」パラレルキャリアを始めよう!――「2枚目の名刺」があなたの可能性を広げる
【第8回】 2015年8月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
石山恒貴 [法政大学大学院政策創造研究科教授]

「本業からの逃避」だって構わない!

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疑問1:パラレルキャリアは恵まれた人、特別な人のものではないか?

 なんだかんだ言ったって、パラレルキャリアは恵まれた人、特別な人のものでないのか――そんな疑問をよく耳にします。経済的、精神的に余裕があるからこそ、パラレルな活動ができるのではないかということです。

 また、2枚目の名刺の活動に専門性が要求される場合があり、高い専門性を有する特別な人でなければ活動できないと思われる場合があります。

 しかし筆者は、パラレルキャリアは特別な人のものではない、誰にとっても身近なものだろうと考えています。これまでの連載で述べてきたとおり、社会活動は敷居の高い内容のことに限ったものではなく、自分の興味に沿ってできる範囲のことで取り組めばいいわけですし、だからこそ楽しくできるわけです。

 人間誰しも、さまざまな人生の役割(親であること、子どもであること、学ぶこと、働くこと、家事や育児を行なうこと、市民活動をすること、趣味を楽しむことなど)を同時にこなすことがもともと普通であり、誰にとってもパラレルキャリアとは身近なものではないか、と筆者は考えます。

疑問2:「パラレルキャリアは目新しい」とは言えないのでは?

 一方、次のような疑問もありました。

 自分の親は兼業農家だったが、それはパラレルキャリアに該当するのか。もし該当するなら、過去からパラレルキャリアは普通だったわけで、なぜ、いまさら言い出す必要があるのか。

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石山恒貴 [法政大学大学院政策創造研究科教授]

一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科修了、法政大学大学院政策創造研究科博士後期課程修了、博士(政策学)。NEC、GEにおいて、一貫して人事労務関係を担当、米系ヘルスケア会社執行役員人事総務部長を経て、現職。人的資源管理と雇用が研究領域。ASTDグローバルネットワークジャパン理事、タレントマネジメント委員会委員長。NPOキャリア権推進ネットワーク研究部会所属。主な著書に『キャリア採用のプロたちが教える 後悔しない転職7つの法則』(ダイヤモンド社)、『組織内専門人材のキャリアと学習』(日本生産性本部生産性労働情報センター)、翻訳に『サクセッションプランの基本』(ヒューマンバリュー社)がある。


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