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激増も多くは短命!ラーメン県で生き残る店の条件

唐仁原俊博[ライター]
【第10回】 2015年8月22日
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 東京のオフィス街では、夏であっても昼飯時にラーメン屋に行列ができたりする。立ち食いそばの店もいっぱいだ。かくも麺が好きすぎる日本人。

 NTTタウンページ株式会社が7月28日に発表したランキングによると、人口10万人当たりのラーメン屋のタウンページ掲載件数1位は山形県(42.3件)。2位は新潟県、3位は栃木県と続く。

不動のトップ山形県
「そば屋でラーメン」も

あなたの出身県はラーメン県?

 山形とラーメン。正直、ピンとこない人は多いだろうが、このランキングでは山形県が10年もの間、不動のトップ。最近はコンビニでも見かけるようになった「冷やしラーメン」も山形発祥だ。山形は東北とはいえ、夏場は本当に暑い。氷を浮かべた冷やしラーメンなんかは、気候的に確かにぴったりかもしれない。

 山形市出身の知人の実家に遊びにいったことがある。ちょうど真夏だったので、「冷やしラーメンを食べたい」という私に対して、「あれはたいしてうまくない」と、近所のそば屋に連れていかれた。黙ってそばを食えというつもりかと思えば、メニューにはラーメンも載っている。そう、山形ではそば屋もラーメンを出すのだ。

 その店では冷やしラーメンも置いていたが、名前にひかれ、「鳥中華」なるラーメンを注文。あまり中華っぽくなかったのはいい思い出だ。横でそばをすする友人に、「山形ってねぎでそばを食うんじゃなかったっけ」と聞くと、「それは福島だ」と怒られたりもした。

 友人いわく、「冷やしラーメンも鳥中華もご当地ラーメンではあるが、山形ラーメンではない」。ラーメン王国山形には数多くの店があり、代表させるラーメンなんぞない。しいて言うなら、すべてが山形ラーメン。そんなことを言われた。

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