ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
デジタル広告進化論

話題になれば「成功」
そんな広告の時代は終わった

桐生 学 [ネットイヤーグループ デジタル広告事業責任者]
【第3回】 2015年9月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 これまで2回の「デジタル広告進化論」では、DSP(ネットワーク型広告趣向システム)とDMP(データマネージメントプラットフォーム)を活用したデジタル広告が、運用のやり方次第ではブランディングにも活用できる可能性について解説をしてきた。

 しかしながら、デジタル広告がブランディングに貢献したとしても、それはほんの一部であるということは言うまでもない。

 そもそも「ブランディング」とは何か。

 これはたくさんの権威や書籍が多様な議論を重ね、定義をしてきているので解釈は読者一人ひとりにお任せするが、筆者は、ブランディングとは「ブランドと顧客の価値観の共有である」という解釈をしている。

 企業やブランドが提供する「その企業しか持っていないユニークなコアバリュー(価値観)」に、顧客や見込顧客が限りなく100%に近い共感をしてくれる状態にする企業活動をブランディングだと思っている。

 その解釈を前提にブランディングを分解すると、企業やブランドは、当然のことながら自社だけが持つユニークなコアバリューを明確にするところから始まる。そして、その価値観が伝わるようなメッセージを開発し、魅力的なクリエイティブやコンテンツに知恵を絞り、クリエイティブを乗せるチャネルやメディアを選んでいく。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
IT&ビジネス
関連記事
クチコミ・コメント
facebookもチェック

桐生 学 [ネットイヤーグループ デジタル広告事業責任者]

きりゅう まなぶ/GMOインターネットを経て、トランスコスモスに入社。ハンズオンバリューアップ担当としてAD2、Ask.jp等のグループ会社に出向しアドネットワーク事業開発を担当。その後、サンプルマーケティング、アドテクノロジー会社等の役員を経て、2014年よりネットイヤーグループに参画。現デジタル広告事業責任者。

 


デジタル広告進化論

デジタルを使いこなし、日々進化する消費者に対して、企業はどのように接点を持って行けばいいのか。企業はどのメディアに投資すればマーケティングの目的をクリアできるのか。その問いに対して、デジタル広告のプロの視点からアドバイスします。

「デジタル広告進化論」

⇒バックナンバー一覧