Q.保険最大手の日本生命保険による三井生命保険の買収が発表されました。人口減少や歴史的な低金利下のなかでの経営統合ですが、保険業界の経営環境は今後どのように変化するのでしょうか?

保険料が人件費やCM代に消える保険に興味なし
病気の予防におカネを使った方がマシでしょ

A.正直なところ、イメージなどまったく持っていません。

 そもそも、私は生命保険、特に死亡保険というもの自体、世の中に必要とは思っていません。死んだら、その後のことは知ったことではありませんからね。同じように思っている人も多いのではないでしょうか。

 しかも、加入者の支払った保険料のなかから、保険会社は営業マンや営業レディの人件費を支払ったり、CMなど宣伝費などを支払っているわけで、加入者にすればうれしくない話すよね。

 また、保険への加入が目的でなく、資産運用が目的であれば、投資信託でも買ったほうがよっぽどマシです。がん保険や入院保険なども結局は同様です。

 そんな保険を買うのにお金を使うくらいなら、そもそも病気にならないような予防にお金を使うべきでしょう。定期的に画像診断も含む高度な人間ドックを受診したり、胃がんの原因であるピロリ菌のチェックなどを行って、致死的な病気にならないようにすることにコストを掛けるべきです。

Q.国立感染症研究所が、嘔吐や下痢を引き起こすノロウイルスが突然変異し、例年にない流行のおそれがあるという見解を示しています。海外に行くことが多い堀江さんは、感染症への備えはどうされているのですか。

まずは免疫力を高めてウイルス感染を予防
食べて、飲んで、寝て、ストレスのない生活が健康の秘訣

A.ノロウイルスに関してはワクチンがないので、特に備えていることはありません。気をつけても罹患するときはするので、仕方ない部分もありますし。

 インフルエンザに関しては、毎年ワクチンを接種していますが、それ以外に、海外に行くからといって、特に予防接種をしたことはありません。

 強いて予防法をあげるのであれば、できることは免疫力を高めるために健康な生活をすることでしょう。おいしいものを好きなだけ食べて飲んで、日々の生活でのストレスを減らすことでしょう。それとよく睡眠をとることです。睡眠不足になると免疫力が下がります。

 それ以外ではシャワーを浴びた後は必ずヘアドライヤーで濡れたままの髪にならないように、すかさず乾かしたり。とにかく、ストレスを受けるような生活習慣をできるだけ減らすことです。(ストレス、なさそうに見えるでしょ)

 免疫力が下がる冬の間は、なるべく日本ではなく南の島で過ごすというのも良い手かもしれませんね。