ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
短答直入

意識は商業部門持つ信託銀行
合併2年目こそ真価問われる
りそな銀行社長 岩田直樹

2010年5月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
Photo by Kazutoshi Sumitomo

──今年の4月で、りそな銀行とりそな信託銀行の合併から1年がたった。

 順調なスタートで、合併の効果は数字に表れている。企業年金の新規獲得件数は2008年度と比べて約2倍、金額は約2.5倍になった。商業銀行でも扱っていた遺言信託も、件数が約1.5倍に伸びた。

 行員には信託併営銀行というよりも、商業部門を持つ信託銀行だと思えと言っている。今の名称は“りそな銀行”だが、本当は合併時に“りそな信託銀行”と名乗りたかったくらいだ。

 われわれの使命は信託機能の“大衆化”を後押しすることだ。たとえば高齢化で遺言信託は増えるし、中小企業を中心とした事業承継への対応など、信託は今よりもっと身近なものになる。そこで専業の信託銀行のように、大企業や超富裕層を狙うのではなく、店舗網を生かし中間層にも広くアプローチしている。さらに製販一体となったことで、本当の現場の声が拾えるようになった。商品開発力にあらためて自信を深めている。

──今年度の目標は。

 合併の真価が問われるのは2年目。信託では事業や顧客に対する長期的視点が重要なので、二つの新しい評価制度を導入した。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事


短答直入

円高や原燃料高など、企業の経営環境が厳しさを増すなか、日本を代表する企業のトップはどんな成長戦略を講じているのか。話題の企業の内実に鋭く切り込むインタビュー。

「短答直入」

⇒バックナンバー一覧