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社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭

社会起業家養成のビジネススクールついに誕生。社会貢献ファイターたちが求めたのは、スキルじゃなくて、「同志」?

――「人のつながり」が生む、ソーシャルイノベーションの可能性

竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表]
【第21回】 2010年6月1日
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 社会貢献がブーム化してくると、それを仕事にしたいという人も増えてくる。僕が日常的に出あう人の中でも、CSRコンサルタントになりたいという若者も増えているし、会社を辞めてNPOを作りたいというビジネスパーソンも多い(実際にそうしている人も増えてきた)。何でもいいから社会貢献の仕事をしたいという学生もよく見かける。一昔前なら、何でもいいからマスコミや広告の仕事をしたいという学生が多かったが、最近ではそのような声はさっぱり聞こえてこない。やはり時代は変わったのだと思う。

 社会貢献を仕事にしたい人が増えてくると、当然のようにそのような人たちをターゲットにしたサービスも増えてくる。最近ではNPO経営とかNPOマーケティングのセミナーなんか、しょっちゅう開かれている(僕自身も講師を依頼されることもある)。社会起業家になりたい人も増えているようで、そういった人たち向けのサービスも増えている。

 関西学院大学では2008年4月に社会起業学科を開設。社会起業家の父と呼ばれるアショカ財団のビル・ドレイトンを招いて講演会を開くなど、なかなか充実したサービスを提供している。社会起業家やソーシャル・ビジネス・プロデューサーを目指す人たちのための通信講座を開設する団体も出てきた。

社会起業家養成のための
ビジネススクールがついに登場

 そんな中、ついにというべきか、社会起業家を養成するためのビジネス・スクールが登場した。その名も「社会起業大学」である。 学校の説明によると、

 「社会起業大学は、志の高い真の「社会起業家」を輩出し、社会的課題の解決を促進するとともに、新たな産業・雇用の創出と自分らしさと社会性の共生という新たな「働き方」を実現したいという想いで設立されました」

ということだ。「社会性と経済性の両立できる人材育成」を掲げていて、

・地域活性化の方法論を学ぶ「地域活性学部」
・スポーツ活動を「まちづくり」「地域活性化」「組織活性化」などに活かす「スポーツイノベーション学部」
・そしてさまざまな社会問題を解決する社会貢献ビジネスを総合的に学ぶ「総合プロジェクト学部」

の3つの学部から構成されている。

今年の4月に開校した「社会起業大学」。豪華講師陣による講義に加え、各種ワークショップも充実。社会起業家を目指す第一期生が学び始めている。

 今年の4月に開校して、すでに一期生が学び始めている。講師陣を見ても、みやじ豚の宮地勇輔氏、ビッグイシュー日本代表の佐野章二氏、ファザーリングジャパンの安藤哲也氏、チャリティ・プラットフォームの佐藤大吾氏など、社会貢献に関心のある人なら一度は名前を聞いたことがあるだろう人たちが並んでいる。理事会には、あの「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者で、法政大学大学院教授の坂本光司氏の名前もある。なかなかの充実ぶりだ。

 平日夜や土日の時間を使った約4ヵ月間にわたる講座、ワークショップなどがあり、学費は35万円だ(入学金および授業料)。1時間あたりの学費は、他の起業塾系に比べるとかなり安いと学校側はいうが、それでも35万円の学費はけっして気軽に出せる金額ではない。いったいどんな人が入学したのだろう。気になって取材してみた。

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竹井善昭 [ソーシャルビジネス・プランナー&CSRコンサルタント/株式会社ソーシャルプランニング代表]

マーケティング・コンサルタントとしてクルマ、家電、パソコン、飲料、食品などあらゆる業種のトップ企業にて商品開発、業態開発を行なう。近年は領域を社会貢献に特化し、CSRコンサルタント、社会貢献ビジネスの開発プランナーとして活動。多くの企業にてCSR戦略、NGOのコミュニケーション戦略の構築を行なう。「日本を社会貢献でメシが食える社会にする」ことがミッションに、全国各地で講演活動を行なう。ソーシャル系ビジネスコンテストや各種財団の助成金などの審査員多数。また、「日本の女子力が世界を変える」をテーマに、世界の女性、少女をエンパワーメントするための団体「ガール・パワー(一般社団法人日本女子力推進事業団)」を、夫婦・家族問題評論家の池内ひろ美氏、日本キッズコーチング協会理事長の竹内エリカ氏らと共に設立。著書に『社会貢献でメシを食う。』『ジャパニーズスピリッツの開国力』(いずれもダイヤモンド社)がある。

株式会社ソーシャルプランニング
☆竹井氏ブログ 社会貢献でメシを食う〝REAL(リアル)〟
☆Twitterアカウント:takeiyoshiaki


社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭

CSRやコーズマーケティングをはじめ、「社会貢献」というテーマがポピュラーとなったいま、「社会貢献のセカンドウェーブ」が来ている。新たなサービスやプロジェクトのみならず、新たな主役たちも登場し始めた。当連載では話題の事例を取り上げながら、社会貢献的視点で世の中のトレンドを紹介していく。
*当連載は、人気連載『社会貢献を買う人たち』のリニューアル版として、2014年1月より連載名を変更しました。

「社会貢献でメシを食う。NEXT 竹井善昭」

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