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秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

一流の人はなぜ「権力闘争」に巻き込まれないか

能町光香 [株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]
【第18回】 2015年12月8日
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あなたの会社にも権力闘争はありませんか?

 「見栄にこだわる上司にうんざりしている」
 「権力争いはやめてもらいたいものだ」
 「部署間のパワーゲームに飽き飽きしている」

 このように心の中で思ったことはありませんか?

 職場で、実際に「パワーゲーム」に巻き込まれたことがある人、また、巻き込まれそうになった人もいるでしょう。

 上司や先輩の都合などにより、本人の意志にかかわらず、実際に「パワーゲーム」に巻き込まれた人の多くは、次のように言います。

 「パワーゲームをしている時間があるのならば、もっと仕事に専念してもらいたいものだ」

 皆さんも、そんな経験はありませんか?

 ところが、そのように心の奥底で思っていたとしても、なかなか上司や先輩には打ち明けられないものです。そのため、しだいに悶々とした気持ちになり、やり場のない徒労感におそわれるという悪循環へ。

 講演や企業研修をおこなっていると、終了後、参加者の方が控え室までお越しになり、こんな相談をされることがあります。

 「秘書の人は、組織の光と闇を見てきていますよね。複雑な人間関係というか。派閥争いなどの人と人との駆け引き、いわゆるパワーゲームを見てきたと思うのですが、どのように対応するのがいいのでしょうか?」

 お気づきのように、トップマネジメントを補佐する秘書の多くは、様々な「パワーゲーム」を目にします。実際、私もいろいろな「パワーゲーム」のドラマを見てきました。以前、『家政婦は見た!』というテレビドラマがありましたが、まさに『秘書は見た!』という新しいテレビ番組の台本ができるのでは、と思うこともあったほどです。

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能町光香(のうまち・みつか)[株式会社リンクCEO 人材育成コンサルタント 一流秘書養成スクール校長]

青山学院大学、The University of Queensland大学院卒業。10年間、バンクオブアメリカ・メリルリンチ、ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インクなどの一流企業のトップエグゼクティブの秘書として活躍し、数々の業績を残し、組織から高い評価を受ける。その後、人材育成コンサルタントとして独立。2013年に、日本での秘書人材育成の必要性を痛切に感じ、「一流秘書養成スクール」を創設。上司の右腕として活躍できる「真のエグゼクティブ・アシスタント」の育成を目指し、豊富な経験に基づく実践的な解決方法を伝える講演や企業研修、コンサルティングをおこなっている。また、サービス・ホスピタリティ・アワード審査委員を務めるなど、経営における「サービス・ホスピタリティ力」の重要性を説き、サービス・ホスピタリティ・マネジメントの普及啓蒙を行う。主な著書に、20万部のベストセラー「誰からも気がきくと言われる45の習慣」(クロスメディア・パブリッシング)など著書多数。
公式ホームページ:http://www.link2u.co.jp/


秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香

この連載では、10年間秘書を務め、現在では一流秘書の育成に携わる能町光香さんが、経営層に近いところで働く秘書だからこそ垣間みることができた、一流の人たちの仕事術についてお伝えしていきます。
 

「秘書だけが知っている仕事ができる人、できない人 能町光香」

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