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成功する人の考え方
【第1回】 2016年1月4日
著者・コラム紹介バックナンバー
加地太祐 [経営者、陽明学者]

成功する人は、
不平等の中に自分の価値を見出す

新年を迎えて「今年こそは人生を変えたい」「夢を実現したい」と思う人は多い。しかし、一体どれだけの人がその実現に向け努力しているだろうか。現役の経営者で陽明学者の加地太祐氏は、「成功するためには、何より実践が大事」と説く。本連載では、そんな加地氏の初の著書『成功する人の考え方』(ダイヤモンド社より1月16日に発売予定)の内容をベースに、これまでの人生を変えて、成功をたぐり寄せるためのポイントをお伝えしていく。

人生は平等ではない

 多くの人たちは、僕らに「人生は平等だよ」と言うけれど本当だろうか?

 子供の頃から考えてみると、背の高さや足の速さという身体能力の違いもあれば、家がお金持ちだったり貧乏だったりという物理的な差があることがわかる。

 つまり、この世界はもともと不平等にできているのだ。

全力で走らなければいけない理由

 ある上場企業の社長は、若かった僕にこんなことを教えてくれた。

 「人生はマラソンとよく似ているが、決定的に違うところがある。それはスタート地点だ。お金持ちからスタートする人間もいれば、マイナスからスタートする人間もいる。スタート地点が違うこのレースの中で、前の走者に追いつこうとするならば、前の走者よりも速く走らなければならない

 確かに誰もが一生懸命に努力して生きている。

 しかし、人並みの努力ではいつまでも前の人の背中を見なければならない。

 あの稲盛和夫さんも、こう言っている。

「誰にも負けない努力をする」

 京セラ名誉会長 稲盛和夫
(出典:稲盛和夫OFFICIALSITE

 誰かと同じ努力ではなく、誰にも負けないほど努力することで、前の走者に次第に近づけるのだ。

今の環境に感謝しているか

 僕は、仕事の都合でよく海外出張をする。

 ある出張のとき、僕はフィリピンのスモーキーマウンテンで働く子供たちと出会った。

 彼らは不衛生で危険なゴミ山で働き、1日数百円の収入で生活をしていた。

 彼らは満足な教育を受けることができず、読み書きすら困難な子供たちが沢山いた。

 そんな環境にあって、今後、彼らはどのように人生を切り開いてくのか?

 翻って、キミの環境はどうだろうか?

 確かに人生のスタート地点は、それぞれ、大きく違うだろう。

 しかし、日本という素晴らしい国に生まれた以上、地球レベルで見れば上位集団からスタートしていると言える。

 だからキミは、もう一度自分の人生についてよく考えてみるべきだ。

 キミは、生まれたこの日本という場所のアドバンテージによって、誰よりも成功する可能性がある立場にいる。

 ならば今の境遇に心から感謝し、前の走者に追いつこうと誰にも負けない努力するしかない。

 そうすることで、きっとキミの未来は開けてくるはずだ。

成功する人は「今に感謝し、常に努力している」のだ。

加地太祐(かじ・たいすけ)
1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
阪南大学高等学校中退後、溶接工に。その後、サラリーマンになり英会話スクールに通うが、1年後の2004年に通っていた英会話スクールが倒産。当時の従業員に「給料を数ヶ月もらわぬままオーナーが失踪したので助けてください!」と生徒なのに相談される。月商18万円で家賃支払いが23万円と大赤字なのにもかかわらず、「可哀想だから」と400万円を借金して援助し、サラリーマンを続けながら思いがけずオーナー経営者になる。
しかし、3ヶ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
2015年2月6日、交通事故に合い5日間意識不明に。6日目に目覚めたとき、「このまま死んだら僕はこの世界に何も残していないことになる」と愕然とする。
それがきっかけで、スタッフや愛する娘たちに残せるのは「言葉しかないのだ」と悟り「成功する人の考え方」の連載をスタート。純粋に言葉の力を試すために名前をふせたままスタートするも幸運にも支持を得て開始8ヶ月で3万いいね!を突破。月間リーチ数250万人の人気ウェブサイトに成長する。年間1000人以上の経営者と対話し、会社経営を行う傍ら、1人でも多くの成功者を世に出したいと、日夜、記事の執筆に精力を注いでいる。山田方谷を学ぶ実践塾「方谷塾」塾頭、陽明学者。
所属団体 
・盛和塾<大阪> 世話人。稲盛和夫の経営者塾世話人
・EO Osaka<Entrepreneur Organization> 理事。アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体
成功する人の考え方HP http://ekusia.com/
フェイスブックページ  https://www.facebook.com/seikousuru/
 

※次回は、1月5日(火)に掲載します。

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かじ・たいすけ/1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
阪南大学高等学校中退後、溶接工に。その後、サラリーマンになり英会話スクールに通うが、1年後の2004年に通っていた英会話スクールが倒産。当時の従業員に「給料を数ヶ月もらわぬままオーナーが失踪したので助けてください!」と生徒なのに相談される。 月商18万円で家賃支払いが23万円と大赤字なのにも関わらず、「可哀想だから」と400万円を借金して援助し、サラリーマンを続けながら思いがけずオーナー経営者になる。
しかし、3ヶ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。 この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。 その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。 彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。 この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
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所属団体
 ・盛和塾<大阪> 世話人 稲盛和夫の経営者塾世話人
 ・EO Osaka<Entrepreneur Organization> 理事 アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体

 


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いつの時代も変わらない、成功をめざす人が身につけたい思考と行動の原理原則とは何かを、経営者であり、陽明学者でもある著者がやさしく語りかける。フェイスズックで月間リーチ数250万を超える人気コラムの作者がダイヤモンド・オンラインの読者に特別に贈る人生を変えるヒント。

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