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美人のもと

ペン

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第66回】 2010年6月14日
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 人間は生活していると、どうしてもゴミが出る。ゴミは減らしたいけれど、ゼロにすることは難しい。

 暮らしの中で不要なものは出てくる。いつまでも整理せず、不要なものを持っていることはその空間を美しさから遠ざけやすい。

 街を歩いているとサンプルや広告物をもらうこともあるし、ポストにもいろんなものが入っている。毎日の買物で買うもののほとんどは包装してあるし、そのほとんどはすぐに不要となる。オフィスで働いている人なら、不要な書類は毎日のように発生していく職場環境にある人も多い。だから、ゴミとして捨てることが必要になる。

 美人はゴミにうるさい。ゴミに厳しい。ゴミを上手に扱う。つまり捨て方がうまいと思う。

 もちろん、ゴミの分別への意識も高いし、ゴミの収集日もきちんと把握している。いつ、どこに、どうやって出すかを正しく知っている。そして、個人情報や機密物の破棄の仕方もうまいのだ。

 日ごろ不要になったものに対して意識することが多い。不要物をどう処分していくかをきちんと考えるのだ。捨てる前に何らかの再利用ができないだろうかとか、誰かに譲ったりすることはできないだろうかと考える。不要なものをいつまでも意味なく取っておくことをしない。

 料理した後の台所。出たゴミをすばやく分けて、すぐ出せるようにする。そして、上手に処分する。

 不用品は「美人のもと」を減らしていくのかもしれない。だから、上手に捨てるのだ。

 ひとつの目安がペンだ。家に不要なペンはないだろうか。書けなくなったものだ。使えなくなっているのに沢山置いている人がいる。不要なのに置いてある。書けなくなったものを意味なく取っておくと、使おうとする時に失敗する。これは「美人のもと」を減らす危険性がある。家の中を探して整理してみよう。

 するとペンだけの話ではなくなり、捨て方に対しての意識は自然と高まっていく。気持のいい捨て方が身につく。

 上手な捨て方はきっと「美人のもと」を育てるはずだ。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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