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成功する人の考え方
【第27回】 2016年3月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
加地太祐 [経営者、陽明学者]

成功する人は嫌いな人の隣に座らない

「人生を変えたい」「夢を実現したい」と思う人は多い。しかし、一体どれだけの人がその実現に向け努力しているだろうか。現役の経営者で陽明学者の加地太祐氏は、「成功するためには、何より実践が大事」と説く。本連載では、加地氏の初の著書成功する人の考え方の内容をベースに、成功に必要なポイントをお伝えしていく。今回は嫌いな人、苦手な人との接し方について。

人間には好き嫌いがある

 僕らは、すべての人に好かれる生き方などはできない。

 好かれる人間もいれば、残念ながら嫌われる場合もある。

 逆に、自分がすべての人を好きになることは可能だ。

 どんな人にも愛を持って接し、すべての人間に感謝して生きていく。

 大成功を手に入れた人間は、そのような要素を持っている。

 ただ、成長過程の成功する人を見てみると、「嫌いな人は嫌い」とハッキリしている場合が多い。

 キミには、嫌いな人はいるだろうか? 嫌いと言わなくてもいい。苦手な人はいるだろうか?

 僕は、この嫌いな人のリストを上げることをオススメしている。

 リストを作ってみてみると、必ずよく似た共通点が見つかる。

 声の大きい人。カラダの大きな人。命令口調な人。なれなれしい人。

 そう自分の苦手な人の共通点を見ると、逆にキミの特徴が見えてくるのだ。

 それがキミの深層心理やコンプレックスを理解するときに役に立つだろう。

 著者のフェイスブックサイトはコチラ→https://www.facebook.com/seikousuru/

無理に好きにならなくていい

 キミの苦手なタイプが分かってきただろうか?

 ある人はリストを作りながらこんな事を言った。

 「いつも正しいことを言うのは分かっているけど、なぜかその人に言われると嫌な気分がするのだ」

 彼はリストを整理する中である種の共通点を見つけた。

 その共通点は「自分の意見を聞き入れないと思う人」だった。

 その裏側にはライバル心、年の差、立場など多くの要素が含まれていた。

 そのように自分の苦手が分かれば、あとは何もする必要ない。特徴が分かっただけで十分なのだ。

 逆に、やってはならないことがある。それは「無理に自分を作って好きになること」だ。

 僕らは成長過程の人間で、苦手な人がいて当然なのだ。

 それを無理して好きになる必要はない。

 無理に好きになろうと思い続けると、多くの場合、自分の特徴を殺すことになる。

 無理に相手に合わせたり、ご機嫌を取りに行くと、キミの良い部分は誰からも見えなくなる。

 「ひとりふたり、嫌いな人間がいたっていいではないか……」

 いや、僕らは人間が嫌いなのではない。

 相手の特徴が苦手なだけなのだ。

 自分より明らかに優れている人がいると、必ずその人に人気が集まってしまい苦手意識がでる。

 そんなときは、別に好きにならなくてもいいんだ。

 ただ、いつか、自分が成長して優秀な人間と肩を並べたとき、必ずその苦手は克服している。

 僕らの人生は、そう長くはないけれど、焦って苦しむ必要はない。

 だから成功する人は、無理しないために嫌いな人の隣には座らない。

加地太祐(かじ・たいすけ)
1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
阪南大学高等学校中退後、溶接工に。その後、サラリーマンになり英会話スクールに通うが、1年後の2004年に通っていた英会話スクールが倒産。当時の従業員に「給料を数ヵ月もらわぬままオーナーが失踪したので助けてください!」と生徒なのに相談される。月商18万円で家賃支払いが23万円と大赤字なのにもかかわらず、「可哀想だから」と400万円を借金して援助し、サラリーマンを続けながら思いがけずオーナー経営者になる。
しかし、3ヵ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
2015年2月6日、交通事故に合い5日間意識不明に。6日目に目覚めたとき、「このまま死んだら僕はこの世界に何も残していないことになる」と愕然とする。
それがきっかけで、スタッフや愛する娘たちに残せるのは「言葉しかないのだ」と悟り「成功する人の考え方」の連載をスタート。純粋に言葉の力を試すために名前をふせたままスタートするも幸運にも支持を得て開始8ヵ月で3万いいね!を突破。月間リーチ数250万人の人気ウェブサイトに成長する。年間1000人以上の経営者と対話し、会社経営を行う傍ら、1人でも多くの成功者を世に出したいと、日夜、記事の執筆に精力を注いでいる。山田方谷を学ぶ実践塾「方谷 塾」塾頭、陽明学者。
所属団体
・盛和塾<大阪> 世話人。稲盛和夫の経営者塾世話人
・EO Osaka<Entrepreneur Organization>理事。アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体
成功する人の考え方HP http://ekusia.com/
フェイスブックページ  https://www.facebook.com/seikousuru/
 

※次回は、3月9日(水)に掲載します。

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かじ・たいすけ/1976年大阪生まれ。株式会社aim代表取締役。
阪南大学高等学校中退後、溶接工に。その後、サラリーマンになり英会話スクールに通うが、1年後の2004年に通っていた英会話スクールが倒産。当時の従業員に「給料を数ヶ月もらわぬままオーナーが失踪したので助けてください!」と生徒なのに相談される。 月商18万円で家賃支払いが23万円と大赤字なのにも関わらず、「可哀想だから」と400万円を借金して援助し、サラリーマンを続けながら思いがけずオーナー経営者になる。
しかし、3ヶ月で資金がなくなり、助けてと言った従業員も退職。その後、英会話スクールの経営を実弟にまかせるが、1年後に病死する。 この人生のどん底のときに安定したサラリーマンを辞め、給料の出ない英会話スクール経営1本に絞る。 その後、NOVAが倒産し英会話教師だった外国人失業者があふれた。 彼らを黙って見過ごせないと、生徒が増えたわけでもないのに日払いで外国人を雇う。 この行動が新聞に紹介され、それがもとで生徒数が飛躍的に増え、以後、順調に業績を伸ばす。
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 ・EO Osaka<Entrepreneur Organization> 理事 アメリカに母体を持つ経営者団体。年商100万ドル以上の経営者が集まる団体

 


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いつの時代も変わらない、成功をめざす人が身につけたい思考と行動の原理原則とは何かを、経営者であり、陽明学者でもある著者がやさしく語りかける。フェイスズックで月間リーチ数250万を超える人気コラムの作者がダイヤモンド・オンラインの読者に特別に贈る人生を変えるヒント。

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