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商品市場透視眼鏡

主要商品相場は下げ止まるも
需給改善見込めず上値は重い

芥田知至 [三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員]
2016年3月14日
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 国際商品相場では、下げ止まりを模索する動きが続いている。

 国際商品相場全般の動向を表すロイター・コアコモディティーCRB指数は、1月20日の安値からいったん持ち直した後、2月11日にかけて再び下落し、2002年3月以来の低水準となった。しかし、その後は、再び持ち直してきている。

 鉄鉱石は、11年に付けた1トン当たり190ドル超の高値から、昨年12月には40ドル割れにまで下落していたが、2月に入って50ドル台を回復した。鉄鋼の価格が下げ止まってきたことや、中国政府の追加景気対策に対する期待がその背景となっている。

 電線など建築物や消費財の部材として幅広い用途がある銅は、11年の1トン当たり1万0100ドルを超える高値から、昨年11月には4300ドル近くにまで下げていたが、その後、緩やかに上昇し、足元では5000ドルを超えてきている。

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農産物・鉱物などの商品投資家のニーズに応えるコラム。執筆には第一線のエコノミストを迎え、商品市場の動向を分析、今後の展望を予測する。

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