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今週もナナメに考えた 鈴木貴博

ユニクロの週末限定価格はこのままなくなるのか?

鈴木貴博 [百年コンサルティング代表]
【第6回】 2016年3月18日
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様々なメディアで「ユニクロのひとり負け現象」が報じられるなかで「週末限定価格」が消えたのはなぜ?

 2016年3月4日の朝、何の前触れもなく不思議な現象が起きた。金曜日に新聞と一緒に配達されるユニクロのチラシから「週末限定価格商品」が消えてしまったのだ。

 翌週の週末も同じで、ユニクロのいつもの店内になぜか限定価格の商品がいっさいないという、異様な状況が繰り広げられていた。ユニクロの公式ECサイトでも同じ。期間限定価格商品のページにアクセスすると「申し訳ありませんが、該当する商品がございません」という文字が残念そうに表示されている。

 イチユニクロファンとして週末は必ずユニクロの店舗を訪れる私だが、このような情景はこれまで見たことがない。何のニュース報道も無いなかで、これはいったいどういうことなのか、可能性を探ってみたいと思う。

ユニクロファンにはお馴染みの
「週末限定価格」とは

 ユニクロの話なのでほとんどの読者の方には説明不要だと思うが、一部の大学教授や経営専門家のために解説しておくと、ユニクロでは毎週週末に、期間限定の値引き商品を発表している。

 たとえばビジネスマンがYシャツとして使うことも多いメンズのファインクロスシャツは通常価格は2990円なのだが、これがある週末だけは1990円、といったように期間限定で価格が下がる。

 通常は金曜日から翌月曜日までの4日間でメンズ・ウィメンズ・キッズあわせて3~40品目ほどの商品価格が値下げされる。そして火曜日になるともとの価格に戻される。

 ユニクロファンにとっては週末にこの期間限定価格が開催されるのが楽しみなのだ。欲しい商品をあらかじめチェックしておいて、それが期間限定価格になった週末に大量に買い込むといったファンも少なくない。実際、ユニクロの人に聞いてみると、期間限定価格で商品が買われる比率は非常に高いそうだ。

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鈴木貴博 [百年コンサルティング代表]

30年のキャリアを誇る経営戦略コンサルタント。情報分析や業界分析に強く、未来予測やイノベーション分野が得意領域。一方で雑学にも強く、経済エンタテナーとして各方面に寄稿。経済クイズ本『戦略思考トレーニング』シリーズは20万部を超えるベストセラー。マスコミ関係者の地下クイズ集団『夜会』のメンバーとしても活躍。


今週もナナメに考えた 鈴木貴博

経済誌をにぎわすニュースや日常的な経済への疑問。そのときどきのトピックスについて経済の専門知識を縦軸に、社会常識を横軸において、ナナメにその意味を考えてみる。

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