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最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!
【第26回】 2016年3月25日
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藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

なぜ「ノルマなし」の組織ほど伸び続けるのか?

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現場の力を削ぐ諸悪の根源があるとすれば、それは「マニュアル」と「ノルマ」だ。マニュアルに命を吹き込み、ノルマがなくても自らメンバーが動く理想的なチームをつくるためには、どんな工夫が必要なのか? 藤沢久美氏の最新刊『最高のリーダーは何もしない』から、その実例を紹介する。

マニュアルには
「余白」があったほうがいい

メンバーが自ら動くチームをつくりたいならば、リーダーが取り組んでみるべきことがもう1つあります。

それは「なぜ」を伝えるということ。言い換えれば、「何のために行動するのか?」「その行動にはどんな意味があるのか?」を理解させるということです。ここがわかっているメンバーは、自分の仕事をより深く見つめ、自信を持って自ら動けるようになります。

東海道新幹線にN700系が登場した際に、JR東海(東海旅客鉄道株式会社/本社 名古屋市)に取材させていただいたことがあります。

 「どうして遅延なく新幹線を運行できているのか?」「事故を起こさない仕組みをどうやってつくっているのか?」を伺ったところ、詳細なマニュアルの存在に加えて、従業員1人ひとりに定刻運行や安全に対するこだわりがあることを教えていただきました。

駅長さんや運転手だけではなく、新幹線に関わるあらゆる人たちが、遅延や事故を起こさないように、その時々の予期せぬ出来事に、機動的に対応しているそうです。

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    藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

    (ふじさわ・くみ)大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2013年、代表に就任。そのほか、静岡銀行、豊田通商などの企業の社外取締役、文部科学省参与、各種省庁審議会の委員などを務める。
    2007年、ダボス会議(世界経済フォーラム主宰)「ヤング・グローバル・リーダー」、翌年には「グローバル・アジェンダ・カウンシル」メンバーに選出され、世界の首脳・経営者とも交流する機会を得ている。
    テレビ番組「21世紀ビジネス塾」(NHK教育)キャスターを経験後、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」パーソナリティとして、15年以上にわたり1000人を超えるトップリーダーに取材。大手からベンチャーまで、成長企業のリーダーたちに学ぶ「リーダー観察」をライフワークとしている。
    著書に『なぜ、川崎モデルは成功したのか?』(実業之日本社)、『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか』(ダイヤモンド社)など多数。
    Facebook:
    https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official


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