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最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!
【第25回】 2016年3月23日
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藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

「ホウレンソウ禁止」で最強チームをつくる

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かつてリーダーシップといえば、「チームの最前線」に立って指揮をとるものだった。しかし今は違う。藤沢氏は、「チームの最後尾」にまわり、「任せて見守る」チームマネジメントこそが、メンバーの成長を促すという。1000人以上の経営者へのインタビューを15年にわたって続けてきた藤沢久美氏の最新刊『最高のリーダーは何もしない』から、その実例を紹介する。

ホウレンソウ禁止で
「自ら動くチーム」をつくる

年140日の休業日と40日の有給休暇、実質「年間の半分が休み」という企業があります。上場もしており、黒字を上げ続けているその会社の名前は、未来工業株式会社(本社 岐阜県大垣市)。建築に関連する電気部材や設備資材を製造・販売している企業です。

同社のユニークな経営スタイルを生み出したのは、創業者の故・山田昭男さん。山田さんは、もともと家業を手伝いながら、劇団「未来座」を主宰し、劇団活動をしていたというユニークな経歴の持ち主です。

演劇だけでは食べていけず、劇団仲間と一緒に立ち上げたのが、この未来工業という会社でした。会社は立ち上げたものの、劇団の活動時間も大切ですから、同社では残業も禁止で、休日も十分に用意しました。

 「社長トーク」に出演いただいた前社長の瀧川克弘さんも、山田さんがつくったユニークな仕組みを継承されていました。

たとえば、同社では「ホウレンソウ」が禁止されています。その理由について瀧川さんは、次のように説明してくださいました。

 「報告・連絡・相談とは、いわば情報の伝達です。現場から情報を聞いた上司は、現場を見ないで判断をし、部下に指示を出すことがほとんどで、それに基づいて部下が行動することになります。一見うまく回転しているようですが、1つの問題は、部下は上司を選べなくて、上司は部下を選べるということ。

自分の生殺与奪権を握っている上司に対して、自分に都合の悪い『ホウレンソウ』などできるかということです」

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藤沢久美 [シンクタンク・ソフィアバンク代表]

(ふじさわ・くみ)大学卒業後、国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。2013年、代表に就任。そのほか、静岡銀行、豊田通商などの企業の社外取締役、文部科学省参与、各種省庁審議会の委員などを務める。
2007年、ダボス会議(世界経済フォーラム主宰)「ヤング・グローバル・リーダー」、翌年には「グローバル・アジェンダ・カウンシル」メンバーに選出され、世界の首脳・経営者とも交流する機会を得ている。
テレビ番組「21世紀ビジネス塾」(NHK教育)キャスターを経験後、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」パーソナリティとして、15年以上にわたり1000人を超えるトップリーダーに取材。大手からベンチャーまで、成長企業のリーダーたちに学ぶ「リーダー観察」をライフワークとしている。
著書に『なぜ、川崎モデルは成功したのか?』(実業之日本社)、『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか』(ダイヤモンド社)など多数。
Facebook:
https://www.facebook.com/kumi.fujisawa.official


最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!

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「最高のリーダーは何もしない:内向型人間が最強のチームをつくる!」

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