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ホリエモン的常識

20歳の自分と出会ってもアドバイスなんて絶対しない
本人が生きたいように生きればそれでいい
【ホリエモン的常識】

堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]
【第74回】 2016年3月29日
著者・コラム紹介バックナンバー
Q.アドラー心理学を広めた自己啓発書『嫌われる勇気』の続編である『幸せな勇気』では「われわれは分業しないと生きていけない。他者と協力しないと、他者を信用しないと生きていけない」と述べられています。堀江さんから見て幸せになるにはどんな勇気が必要だと思いますか。

人のダークな部分は意識して見ない
良いところとポジティブに付き合う、それがオレ流

A.社会で生きていくなかでは、陰口を叩かれたり、ネット掲示板に悪口を書かれたりすることも多いと思います。

 見ず知らずの他人にそういったことを言われるだけでなく、信頼している同じ会社の同僚や学校の同級生、家族などから裏切られることもあります。

 そもそも人間というのは、その本来の姿は決して真っ白ではなく、大なり小なりダークサイドな部分を持っている生き物だと思います。

 そして、白い部分とダークサイドな部分は、時と場合によってその割合が変化します。聖人君子と思われている人であっても、同様にダークサイドな部分があり、時にそれが拡大し、たまたまそれを見た人が失望することもあるでしょう。

 しかし、そんなときでも「そもそも人間とはそういう生き物なのだ」と割り切って、その人の良いところを思い出してポジティブに付き合う勇気が必要と思います。

 もし酷いことをされたとしても、それを許して、忘れることができるか。そこがポイントでしょう。

Q.企業や株式上場、塀の中のご苦労などさまざまなご経験を経て、現在は宇宙開発やベンチャー投資、執筆活動など多彩に活躍される堀江さんですが、もし現在の43歳の堀江さんの前に、20歳の自分が現れたとしたなら、どのようなアドバイスをしますか。

20歳のホリエに投資をして
事業を成長させて2人で夢を叶えたい

A.もしそんなことが起きても、恐らくは放置するでしょうし、ましてやアドバイスなんて何もしないでしょうね。だって、20歳のホリエは43歳のオヤジの説教なんて、聞くはずがないですから。

 そうではなくって、説教の代りに20歳のホリエに対して、アレコレいろいろな仕事を頼むんじゃないかなぁって思います。

 自分で言うのもなんですが、20歳ころの私は、仕事がけっこう速かったと言う自信がありますし、信頼度もそれなりに高かったと思いますから。超生意気坊主ではありましたが、そんなホリエを今の私は別に嫌いではありません。 

 仕事を頼んだ次には、今の私の人脈を最大限に活用して、20歳の堀江がつくった会社に出資をするでしょう。そう、まさに黎明期のフェイスブックに投資したショーン・パーカー氏のように。

 そして、私の出資金を活用して、20歳のホリエの会社は急速に発展、成長していくでしょう。そう確信しています。そして43歳の私ともウィンウィンの関係を築けたでしょうね。

 出資だけでなく、社外取締役になって、20歳の堀江をそれなりにサポートできたかもしれません。そんな関係を築けたらいいですね。

         ―堀江貴文「ホリエモン的常識」 了―

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堀江貴文 [実業家、SNS株式会社ファウンダー]

1972年福岡県八女市生まれ。血液型A型。実業家。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。民間でのロケット開発を行うSNS株式会社ファウンダー。東京大学在学中の1996年、23歳のときに有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)を起業。2000年、東証マザーズ上場。2004年から05年にかけて、近鉄バファローズやニッポン放送の買収、衆議院総選挙への立候補などといった世間を賑わせる行動で一気に時代の寵児となる。しかし2006年1月、証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され懲役2年6ヵ月の実刑判決を下される。2013年11月に刑期を終了し、ふたたび自由の身となって「ゼロ」からの新たなスタートを切った。自身のブログ「六本木で働いていた元社長のアメブロ」で独自の見解を展開中。著書に『徹底抗戦』『人生論』『希望論』など。TV、ラジオ、インターネット番組と幅広く活躍中。


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