――ネットドラマの配信スタートと同じ日に放送される、こちらも貝原を主役にしたスピンオフも、ファンには嬉しいところですが。

遠藤憲一、菅田将暉W主演『民王』復活 <br />ツンデレ貝原にも再び会える!『民王スピンオフ~恋する総裁選~』
4月22日(金)午後11時15分~テレビ朝日系(*一部地域を除く)

飯田 「こちらの『民王スピンオフ~恋する総裁選~』は、わりと硬派な政治ドラマになっていて、貝原が武藤総理に仕える前の話です。貝原はかつて自分の父親が秘書をしていた大物議員の元で働いていたんですが、そこで起こる様々な陰謀や政治的な駆け引き描かれていきます。なぜ貝原があんなキャラクターになったのか、そのあたりの全貌がわかる内容です。連ドラの『民王』やスペシャル版とは違って、泣けるストーリーになっています。あと、貝原の恋愛も描かれます!」

――若い世代のテレビ離れ、ドラマ離れが叫ばれている昨今、熱狂的なファンを生んでいる『民王』のビジネスモデルは、制作現場にも明るい話題ですね。

飯田 「視聴者の皆さんに新しい楽しみ方を提供できるなら、様々なメディア展開を試行錯誤していくこともこれからは重要なのではないかと思います。とはいえ、テレビ局の人間としては、視聴率を取らなければいけないですし、まずは番組を面白いと思っていただけなくてははじまらないですから、プロデューサーは一生懸命面白い番組を作っていくことが第一義だと思っています」