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外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣
【第34回】 2016年6月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
竹下雄真 [デポルターレクラブ代表]

なぜ「座りっぱなし生活」で寿命が縮まるのか?

ダイヤモンド社より発売され早くも増刷が決まった話題の1冊、『外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣』よりその一部を抜粋してお届けする。

現代人は「ゾンビ」である

 電車でスマホに夢中になっている人や、職場でパソコンとにらめっこしている人は、その格好だけ見ていると「ゾンビ」のようだ。

 背中が曲がり、肩が前に出て、あごは上がり、精気のない目をして、ボーッとしている。こんな状態では、先の見えない時代を生き抜けるのか、はなはだ疑問だ。

 また、現代人は「頭でっかち」だ。

 日々メールを返信したり、サイトを観たり、SNSを眺めていると、どんどん「概念の海」に飲み込まれていく。概念の海に飲み込まれると、頭の中だけで生きるようになる。すると嫉妬心や執着心、ありもしない競争に巻き込まれてしまう。

 人間は、シンプルに言えば、ただ地球の上で息をして生きているだけの存在だ。しかし、あらゆる概念にとらわれて心を病む人も増えている。

 ヨガを通じて気づくのは、人には「体」があり、「息」をして、生きているんだ、ということだ。あたりまえのことだが、そこに立ち返ることができれば、概念の海に溺れることはない。

 ゾンビのような体から脱して、「身体性を取り戻す」ことがこれからを生き抜くための必須条件である。

運動不足は喫煙よりも体に悪い

 現代人が「身体性」を取り戻すには、体全体を使う必要がある。多くの人は上半身だけを使い過ぎている。もっと下半身も使うことを意識したほうがいいだろう。

 現代人、特にデスクワークをしている人は、日中のほとんどを座って過ごしている。電車や車の中でも座り、家に帰ってソファーに体を沈めている人は、起きているほとんどの時間、座っていることになる。

 近年、さまざまな研究で「座りっぱなしの生活」の弊害がわかってきた。

 イギリスのヨーク大学の研究によると、座っている時間が長い生活を続けると、心血管系の疾患や糖尿病などを発症するリスクが高まり、寿命が縮まる可能性があるという。また、運動不足は喫煙よりも体に悪いという研究結果もある。

 たとえヨガスタジオに通えないのだとしても、仕事の合間に軽く体を動かすだけでも、上半身だけの生活を脱することができるだろう。

 最近、グーグルやフェイスブックのオフィスでは、立ったままパソコン作業をするスタンディングデスクを導入しているという。通勤のときに、ひと駅分歩いたり、オフィスでもなるべく立つ回数を増やしたりするなど、工夫してみることが大切だ。

 ネット時代で概念ばかりがふくらむ中、「体」を取り戻した人が有利になる。

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竹下雄真 [デポルターレクラブ代表]

1979年3月26日神奈川県出身。早稲田大学大学院修了。アメリカシアトルでパーソナルトレーナー研修に参加。帰国後、フリーのパーソナルトレーナーを経て、都内パーソナルトレーニングジムでマネージャーパーソナルトレーナーとして、多くの著名人やスポーツ選手、芸能人の肉体改造に携わる。退社後、大手広告代理店に在籍し、街づくりなどのソーシャルメディアやイベントを担当。その後、独立し株式会社ポジティブを設立。会社経営の傍ら、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科スポーツマネジメントコースでスポーツビジネスを学び、スポーツ修士課程を修了。2011年5月西麻布にプライベートパーソナルトレーニングジム、デポルターレクラブをオープン。2014年よりデポルターレヨガを開始。経営者や外資系ビジネスマン、政治家、プロ野球選手、F1選手も通う人気のプログラムとなっている。


外資系エリートがすでに始めているヨガの習慣

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(取材・構成:大畠利恵 ヨガトレーナー:金井俊希)

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