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日本にも登場「個人投資家向けフィンテック」は使えるか?

下中英恵,岡 徳之
2016年5月26日
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みずほ銀行や楽天証券も続々参入する
フィンテックの個人投資家向けサービス

 「ロボアドバイザー」という言葉をご存知だろうか。投資家のライフステージやリスク許容度に合わせて、資産運用のポートフォリオを全自動で計算する「フィンテック(FinTech)」分野の新しいサービスである。

 フィンテックとは、ファイナンスとテクノロジーを掛け合わせた言葉で、銀行や証券などの金融業界とIT業界が作り出す、新しいビジネスのことを指す。フィンテックによってお金のやり取りが効率化され、私たちの生活がより安全かつ便利になる大きな可能性を秘めている。

フィンテックの一分野、ロボアドバイザーが日本でも続々登場している。金融機関の営業マンより手数料が安く、押し売りされることもない点はメリットだ

 ロボアドバイザーのサービスは、国内ではみずほ銀行の「SMART FOLIO」や、2016年2月にスタートしたお金のデザインの「THEO」、さらに16年夏からはネット証券の最大手である楽天証券もスサービスをスタートさせる予定だ。

 次々に新サービスが誕生しているが、本当にロボアドバイザーは、個人投資家の良きパートナーと成り得るのだろうか。フィンテックの先駆者である米国の利用者の声を聞きながら、その可能性を探ってみよう。

 ロボアドバイザーは、パソコンやスマートフォンから利用できるオンラインの金融サービスだ。投資家が、年齢や扶養家族の人数、年収などの項目について質問に回答すると、ロボアドバイザーが最適な資産運用のポートフォリオを全自動で決定し、金融商品ETFの売買を行うことができる。

 例えば、お金のデザインの「THEO」の場合、9つの質問に答えると、1万を超える銘柄の中からポートフォリオを提案。10万円から取引が可能と、資産運用初心者にもハードルが低い。

 また、11年、世界でいち早くスタートした米国のロボアドバイザー企業Wealthfrontの場合、10分程度で質問への回答が終了。「投資している資産が10%の損失を出したら、売るか、持ち続けるか、買い足すか」というようなリスク許容度を測る質問項目などが用意されている。

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おか・のりゆき

「マイナビニュース」「J-CAST」など、主にウェブ媒体での執筆活動を行ない、IT業界全体を俯瞰するマ クロな視点とウェブ技術に特化したミクロな視点で、業界を定点観測している。デジタルネイティブ世代とロスジェネ世代の中間層(1986年1月生まれ)。PRエージェンシー勤務を経 て、2011年より企業広報・ソフトウェア開発を専門とした株式会社tadashikuを立ち上げる。国内大手BtoCブランドのPR業 務に従事し、国際的な広告賞を受賞したデジタルクリ エイティブキャンペーンにも携わった。


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