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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

慶應出身社長、日本経済の約1割を担うその実力

データで見る慶應三田会(4)

週刊ダイヤモンド編集部
2016年5月26日
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『週刊ダイヤモンド』5月28日号の第一特集は「慶應三田会 学閥の王者」です。特集では様々なデータから慶應義塾大学の卒業生組織「三田会」の強さに迫りました。その特集に盛り込んだデータや、残念ながら盛り込むことのできなかったデータを中心に紹介していきます。第4回は慶應出身社長の業績データ編です。(『週刊ダイヤモンド』データ分析担当 小島健志)

慶應出身の社長は自社の業績を伸ばすことができているのでしょうか

 慶應義塾大学出身者が社長を務める企業の合計売上高は106兆円――。

 今回、全国約300万社の企業データを保有する東京商工リサーチから、代表者が主要9大学出身者の個別企業業績のデータ提供を受けました。

 そこで明らかになったのは、慶應出身社長の企業は全国約9300社に及ぶということです。早稲田の約8600社を上回る数値です。下の表をご覧ください。

 抽出条件は、2014年3月期以降で、売上高などの決算数値の残る企業(決算期変更をしていない会社)です。そのため、実際の数はもっと多いと見てよいでしょう。

 表の右端にも示したように、個別業績の売上高を積み上げていったところ、慶應は106兆円になりました。日本全体の総売上高は1377兆円(経済センサス調べ)ということですから、日本の8%の経済圏を慶應出身の社長が占めているという見方もできるでしょう。実際、上場企業の時価総額で見ても、市場全体の12%が慶應出身の社長企業で構成されています。

 つまり、日本経済の約1割を慶應出身社長が担っていると言えそうです。

 また特徴的なのは、慶應出身の企業は老舗が多いということです。戦前(1945年以前)に創業・設立した企業数は2251社を数え、早稲田の1434社を上回っています。

 慶應には、創業家の2代目や3代目が多いという話もありますが、それをうかがわせるデータです。

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