ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
『週刊ダイヤモンド』特別レポート

慶應三田会、285億円集めた驚異の集金力

データで見る慶應三田会(1)

週刊ダイヤモンド編集部
2016年5月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

『週刊ダイヤモンド』5月28日号の第一特集は「慶應三田会 学閥の王者」です。特集では様々なデータから慶應義塾大学の卒業生組織「三田会」の強さに迫っています。その特集に盛り込んだデータや、残念ながら盛り込むことのできなかったデータを中心に紹介していきます。第1回は三田会の力の源泉となる「寄付金」に注目します。(『週刊ダイヤモンド』データ分析担当 小島健志)

 申し込み件数が約5万件、金額にして285億円――。

 これは、慶應義塾大学が「創立150年」の事業向けに集めた寄付金の総額です。横浜初等部の設立や大学病院の新病棟建設などに充てられました。

 この金額からも分かるように、もともと慶應は、日本の他大学に比べて寄付による集金力が強いのが特徴です。

 実際、2014年度の寄付金収入は86億円と、早稲田大学(36億円)の2倍以上に及び、MARCH(明治、青山学院、立教、中央、法政、総計24億円)が束になっても届かない金額です(決算、帰属収入ベース)。

 その大きな要因は、慶應の創設者である福澤諭吉による「社中協力」という助け合いの理念の下に、慶應のOB・OG組織「三田会」が活発な集金活動をしていることにあります。

 三田会の元締めにあたるのが「慶應連合三田会」です。およそ35万人の会員組織で、傘下には862の様々な団体が活動をしています。

 例えば、毎年の卒業生を束ねた「年度三田会」や、企業のインナーで活動する「企業三田会」、業界・業種ごとに集まる「職域三田会」があります。他にも、地域的なつながりで結ばれた「地域三田会」など幅広いネットワークがあるのです。

 三田会そのもの実態については本誌に譲りますが、ここでは「創立150年」の記念事業に寄せられた寄付金に着目します。

 寄付金額で上位に入る三田会の多くは、集金できる組織力を持っており、組織の活発性や慶應との関係の近しさも見えてくるからです。

 さて、一部公表された寄付者データを基に寄付金額順に並べた「三田会寄付金ランキング」(「創立150年寄付金総合ランキング」)がこちらです。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2016年10月1日号 定価710円(税込)

特集 特集 凄いネスレ 世界を牛耳る 食の帝国

違いが分かる食の帝国を徹底解明!

【特集2】
2017年 新卒就職戦線総括
今年も「超売り手市場」が継続 選考解禁前倒しも競争は激化

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


『週刊ダイヤモンド』特別レポート

『週刊ダイヤモンド』編集部厳選の特別寄稿と編集部による取材レポートを掲載。本誌と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。

「『週刊ダイヤモンド』特別レポート」

⇒バックナンバー一覧