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カイゼン!思考力

それって論証になっている?――循環論法

嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]
【第13回】 2010年9月3日
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陥りがちな思考の罠に迫る「カイゼン!思考力」。今回は、循環論法を取り上げる。

――問題です

 以下の会話で、X氏の論理展開の問題点は何でしょうか。

X氏「この企画については、彼女に任せるのが一番成功するだろうね」

Y氏「彼女か。意外な気がするね」

X氏「全然意外じゃないよ」

Y氏「どうして彼女を推薦するんだい?」

X氏「まあ、一言で言えば、彼女は僕が見込んだ人間だからさ」

Y氏「ふーん。じゃあ、彼女のどこを見込んだの?」

X氏「説明は難しいけど、かいつまんで言えば、どんな企画でも成功させそうなところだよ」

Y氏「えっ?」

X氏「今回の企画も彼女なら成功させるだろうね」

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嶋田 毅 [グロービス 出版局長兼編集長、GLOBIS.JP編集顧問]

東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社、主に出版、カリキュラム設計、コンテンツ開発、ライセンシングなどを担当する。現在は出版、情報発信を担当。累計120万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」や、「グロービスの実感するMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。
グロービス経営大学院や企業研修においてビジネスプラン、事業創造、管理会計、定量分析、経営戦略、マーケティングなどの講師も務める。また、オンライン経営情報誌 GLOBIS.JPなどで、さまざまな情報発信活動を行っている。


カイゼン!思考力

ビジネスパーソンが日常生活やビジネスの現場で陥りがちな思考の罠。そんな罠になぜ人ははまってしまうのか――。その謎と罠に陥らない方法に迫ります。

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