スマートエイジングライフ
若返るカラダの秘訣 池内誠
【第6回】 2016年6月15日
池内 誠 [日本体育協会公認アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師]
著者・コラム紹介バックナンバー

現代病「スマホ首」を予防する簡単ストレッチ

 ストレートネック予防・改善の肝は、「首の可動域を広げる」ことです。効果的な首のストレッチを行い、筋肉をほぐせば、可動域は広がっていきます。

 しかし普段の生活では、首を動かす習慣はなかなかありませんよね。ジョギングや筋トレなど、適度な運動をしている方でも、あえて動かさない限り、首の筋肉はほぐれません。運動不足の方はもちろん、十分に運動しているのに肩こりが良くならない方、首の緊張がほぐれにくい方は、以下で紹介するストレッチがお勧めです。

 “あえて”首を動かし、首まわりの緊張をほぐして、可動域を広げるストレッチをご紹介していきます。

首のストレッチの基本は
前屈、後屈、側屈、回旋

 首の可動域を広げるストレッチは、椅子に座った状態で行うことが可能です。行う際は、体幹を意識し、身体を固定して行いましょう。首を動かすのと一緒に身体ももっていかれないように、お腹に力を入れ、一方で肩の力を抜くことで高い効果が得られます。

(1)首の前屈

 後頭部で両手をしっかり組み、あごを鎖骨中央(胸骨)部に近づける要領で頭を軽く押しながら可動域いっぱいまで下げてゆきます。首の一番下の出っ張った骨(隆椎)付近まで伸びるように行いましょう。このとき、お腹の力がゆるんで、腰が後ろに行かないよう、身体はしっかり固定しましょう。お腹に力を入れますが、肩には力が入らないように注意してください。一番頭が下がった状態で5秒静止し、これを3回繰り返しましょう。最初は無理をしないように、ゆっくり行ってください。

首の前屈をする際は、椅子の脚に足をひっかけるなどして身体をしっかり固定すること

(2)首の後屈

 両手を組み、あごの下につけます。そのまま手であごを押しながら、首を後ろに倒しましょう。このとき、首がつまって苦しくなったり、しびれを感じた場合はストップです。首を後ろに倒したときに、腰が反りすぎないよう、体幹を意識してください。同じく5秒静止して、3回行います。

後屈する際は、腰が反りすぎないように気をつけましょう

池内 誠
[日本体育協会公認アスレティックトレーナー、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師]

1969年生まれ。1992年~96年横浜マリノス・アスレティックトレーナー、2004年ベガルタ仙台・アスレティックトレーナー、2006年~現在サッカー日本代表アスレティックトレーナー。整形外科内科に勤務する傍ら、株式会社サミーネットワークス、SmartNews株式会社内の治療室にて、あん摩マッサージ等を行う。

若返るカラダの秘訣 池内誠

40代を超えると肩・首・腰・脚とあらゆるところに不調が現れます。この連載では、現役プロスポーツ選手と一般のビジネスパーソンを今も診ている池内誠さんに、そんな不調の原因を洗い出していただきながら、意外で簡単な解決法を紹介。無理のない“簡単な続けられる方法”で、若返るカラダづくりを目指します。

「若返るカラダの秘訣 池内誠」

⇒バックナンバー一覧