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夏ボーナスは自動車が一人勝ち、中小は「支給なし」も

唐仁原俊博
【第32回】 2016年6月25日
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3年連続増だった夏のボーナス
「自動車」の一人勝ちに

大企業でもボーナスには明暗が

 ボーナスの季節だ。イギリスでは国民投票でEU離脱派が勝利したり、おかげで一時円が100円を割り込んだりと騒がしいが、ボーナスの季節なのである。昨年夏のボーナスは、全産業平均の支給額が80万5858円(日経新聞2015年7月13日付の最終集計)。一昨年の夏と比べて、2.11%増で、3年連続プラスになっていたが、今年はどうだろう。

 今月7日、経団連は妥結額の一次集計を発表した。調査対象は「原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要20業種大手245社」。今回の集計対象は95社だ。平均妥結額は92万7415円となっており、前年比3.74%増。4年連続の増加。過去にさかのぼって調べてみると、リーマンショック前の2008年が93万329円。2009年には20%近い減額となったが、徐々に持ち直し、ようやくリーマン前の水準に手が届いたというところか。

 業種別で見ると、最高額は「自動車」。前年比で3.45%の増額で、106万5091円となり、業種平均で唯一100万の大台を超えた。ほかにも、「繊維」「紙・パルプ」「化学」「電機」は前年よりもプラス。減額になっているのが「非鉄・金属」「セメント」「鉄鋼」「造船」。特に「非鉄・金属」と「鉄鋼」は14%を超える減額だ。ボーナス戦線、大企業においては自動車産業が一人勝ちのようだ。いいなあ。

大阪の中小企業のボーナス事情は?(『中小企業の夏季ボーナス支給状況』大阪シティ信用金庫調べ)
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