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知ったら住みたくなるケンミン性

宮城県民が地元以上に“あの県”を絶賛する理由

ダイヤモンド・オンライン編集部
【第2回】 2016年6月29日
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仙台青葉城にある仙台初代藩主・伊達正宗公の像。仙台市民の誇りだ

 「出身は……仙台(から車で1時間くらいのところ)です」

 これは宮城県民が、「出身はどこ?」と聞かれた時の常套句だ。

 人口約230万人を抱える東北の中心地・宮城県。東京からも東北新幹線に乗れば、県庁所在地・仙台までは約1時間30分とアクセス良好な場所にある。仙台は人口約100万人と日本で11番目に人口の多い大都市。仙台出張が決まったら、「牛タン食べたいな」「笹かまとずんだ餅をお土産に買いたいな」「やっぱり伊達政宗でしょ」とワクワクする。しかしながら、「仙台」ではなく、「宮城」と言われるとどんな印象を持つだろうか。

 「日本三景の松島、それからフカヒレでしょ……」

 ブランド総合研究所の行った『地域ブランド調査2015』によると、宮城県は都道府県魅力度ランキングで全国18位、観光意欲度は19位、居住意欲度17位と、なんとも微妙な位置。一方で仙台は、全市町村区中、魅力度ランキング20位、観光意欲度22位。居住意欲度は15位と、仙台には宮城県以上のブランド力が備わっていると言っていい。

 「宮城県は仙台とそれ以外と言ってもいいくらい、仙台のブランド力は圧倒的。そのため、県内で市町村同士の争いもほとんど見られない」とブランド総合研究所の田中章雄代表が語るように、仙台ブランドのおかげで宮城県は均衡が保たれ、全国的な知名度を誇ることができている。宮城県民の出身者がみな「仙台(から○時間)出身」と仙台ブランドに頼るのは無理もないのだ。

 とはいえ宮城県には、知られていないだけで、仙台以外にも魅力がたくさんある。では、実際に宮城県に住んでみると、どんな生活が待っているのだろうか。

宮城県民の休日、目指す場所は「山形」!?

 宮城県は大きく4つのエリアに分けられる。1つは、岩手県にほど近い栗原や大崎を中心とした「県北エリア」。2つ目が気仙沼や石巻のある「三陸エリア」。3つ目が「仙台・松島エリア」。4つ目が福島県に近い蔵王や秋保などのある「県南エリア」だ。

 宮城県が素晴らしいのは、縦横に高速道路や国道が走っているところ。仙台市中心部から約1時間半から2時間で隣県に行けてしまうほどアクセスがいい。

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