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人生はドラクエ、リアル難題攻略ゲームを楽しむヒント

『人生ドラクエ化マニュアル II』

Flier
【第1回】 2016年7月4日
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評点(5点満点)

本書の要点

・ゲームの三大要素は、「目的」「ルール」「敵」だ。人生とは、血沸き肉躍る目的を自ら設定し、独自ルールを見極めながら、難題を攻略することに楽しみを見出すゲームである。

・興味のおもむくままに行動することで、いつか「これだ」と思える目的に出合うことができる。

・アイディアは、テーマとヒントの組み合わせによってはじめて生まれるものだ。ヒントを探す旅こそが重要である。

・「今ある時間の再配分」といった効率化を取り入れることで、「時間がない」という課題を克服できる。

要約本文

■人生ドラクエ化理論誕生物語
◇ゲームとは何か

 大手ゲームメーカー入社初日、著者は上司から「ゲームとは?」というテーマでレポートを作成するよう指示された。しかし、ゲームについて定義づけられそうな哲学書など見つからない。そこでまず、「遊び」に関する哲学書『ホモ・ルーデンス』(ホイジンガ著)と『遊びと人間』(カイヨワ著)を参考とした。

 『ホモ・ルーデンス』では、遊びには「自分で決めた規則」があり、プレイヤーの特徴はルールを守り、競争的であることだと書かれていた。そして、遊びとは何かを求める闘争、もしくは何かをあらわす表現のいずれかであると述べられている。また、『遊びと人間』においても、遊びは規則のある活動とされ、「競争」に分類される遊びも存在すると語られている。次に、ゲーム「ドラゴンクエスト(以下ドラクエ)」のマニュアルと、上記の本を見比べ、類似点を探した。

 その後、著者は、「ゲームとは楽しいもの」という要素を加え、ゲームとは「目的を達成するためのルールに基づいた敵との楽しい闘い」であると定義した。例えばゲームのドラクエにこの定義を当てはめると、ゲーム上の地名アレフガルドの平和を取り戻すという「目的」を達成するために、独自の「ルール」に基づいた「敵」との闘いを楽しむことだと説明できる。

人生を楽しむための考え方

 ゲームの三大要素は「目的」「ルール」「敵」である。これらの要素を人生にも当てはめてみると、どのような障害に遭遇しようとも悲観的にならず、むしろその攻略に楽しさを見出すことができる。もちろん、ゲームの目的そのものに面白さを感じられないと、ゲームを楽しむことはできない。だからこそ、血沸き肉躍る目的設定が重要となる。

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