イスラエル首相もハマった!
ポケモンGOのすさまじい人気
本連載「黒い心理学」では、ビジネスパーソンを蝕む「心のダークサイド」がいかにブラックな職場をつくり上げていくか、心理学の研究をベースに解説している。
このところ、テロやクーデター、都知事選挙など、国内外の重要な政治ニュースが相次いでいる。そういったシリアスなニュースが多い中で、ゲームアプリ「ポケモンGO」の熱狂的人気が世界を賑わせている。
オーストラリア、ニュージーランド、そして米国でリリースされた本作品のニュースはすでに多くの人が目にしていることだろう。
すでにヨーロッパの主要国でもリリースされており、アジアではシンガポールでもう使えるらしい。筆者の住むマレーシアでも、若い層を中心に、もう待ちきれないといった様子だ。シンガポール版をハッキングして使う者もあらわれているという(ただし、当然ながら地図にはポケモンは出ないが)。
日本では今月中のリリースが予定されているようだが、この原稿を書いている時点ではまだのようだ。あまりの人気に米国ではサーバーが不安定になっているため、日本でのリリースにも慎重を期しているのもしれない。
米国ではリリース1週間で、アプリとしては過去最大のヒットとなり、アクティブユーザー数ではツイッターを軽く抜いた。サーバーが不安定になるわけである。
ポケモンを求めて、特定の場所に、夜中に人がたくさん集まる現象が多々起きている。その様子が一部ユーチューブ等にアップされているが、皆楽しそうで、まるでお祭り騒ぎだ。
ポケモンを求めて夜中に人が集まっているのを、ドラッグ売買と勘違いした警官が警戒しつつ聴取にいくと、ポケモンGOのことを教えられ、その場でダウンロード、警官含めて皆で笑顔で写真に納まっている姿がアップされた。