メールや手紙で済まさずに、
電話でお礼を伝えよう

<ねらい>
少しプレッシャーのかかる「お礼」を口頭で伝えられるようにする

 口ベタな人は直接口頭でお礼を言うより、メール、ファックス、手紙などで済ませてしまうことが多くなると思います。

 相手の都合によっては、そうしたほうがベターな場合もありますが、やはりお礼は直接口頭で伝えたいものです。

 そこで今回は、電話でお礼を伝えるチャレンジをしてみましょう。

(1)こんなときにやってみよう

 仕事でお世話になったとき、贈り物をいただいたとき、ご馳走になったときなど、できるだけ早く電話でお礼を伝えましょう。

(2)こんなふうに伝えてみよう

 言葉を飾る必要はありません。

「昨日はありがとうございました」「本当に楽しかったです」「とても助かりました」。こうした簡単なフレーズだけでいいのです。それだけでは足りない、もっと丁寧に気持ちを伝えたいというのであれば、「どのように役立ったか」「何が助かったか」など、具体的な内容を少しだけ加えればよいでしょう。

(3)ここがポイント

 お礼の電話のポイントは、気持ちを伝えたら、手短に電話を切ることです。

 お礼の電話はあまり長くなると、大仰な感じになり、かえって相手に伝わる気持ちが薄れてしまうこともあります。何をどれだけ話すかより、心をこめたお礼の気持ちを伝えることが大切です。