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老後のお金クライシス! 深田晶恵

個人型確定拠出年金を始めると、毎年いくら税金が安くなるのか

深田晶恵
【第43回】 2016年7月27日
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これまで対象外だった公務員や
主婦も加入できるようになる

 来年1月から個人型確定拠出年金(以下、個人型DC)が拡充されることが決まり、話題を呼んでいる。現行の制度では、勤務先に企業年金がない人や自営業者しか個人型を利用できなかったのが、来年からは新たに公務員と専業主婦も対象となり、企業年金の加入者も上乗せで掛金を拠出できるようになる(図の“新設”とある部分)。

 新聞や雑誌の編集者によると「税金を少なくできる」といった記事は、とてもよく読まれるそうだ。「税金は高い、少なくしたい」と考える人は多いからだろう。

 個人型DCには、3つの税制メリットがあると言われている。

(1)掛金を積み立てる時
 掛金が全額、所得控除の対象になり、その年の所得税と翌年の住民税が軽減される

(2)運用期間中
 一般に金融商品は利息や運用益に税金がかかるが、DC制度では非課税となるので複利効果が高まる

(3)受取時
 一時金で受け取るなら、「退職所得」として60歳までの加入期間に応じた一定の非課税枠があり、年金受け取りなら「公的年金等控除」の対象として金額に応じた一定の非課税枠がある

 私は「受取時の税金」に関しては、必ずしも有利とは言えないと考えているが、それについては別の回で説明するとして、今回は個人型DCを始めると、毎年いくら税金が安くなるのかを見てみよう。

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深田晶恵 

ファイナンシャルプランナー(CFP)、(株)生活設計塾クルー取締役。

1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。20年間で受けた相談は4000件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、レタスクラブ等でマネーコラムを連載、ほかにダイヤモンド・オンラインでの『40代から備えたい 老後のお金クライシス!』のネット連載も 好評。

主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』、『投資で失敗したくないと思ったら、まず読む本』『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』、『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。
1967年北海道生まれ。外資系電器メーカー勤務を経て96年にFPに転身。現在は、特定の金融機関に属さない独立系FP会社である「生活設計塾クルー」のメンバーとして、個人向けコンサルティングを行うほか、メディアや講演活動を通じて「買い手寄り」のマネー情報を発信している。18年間で受けた相談は3500件以上。日本経済新聞、日経WOMAN、ダイヤモンド・オンライン等でマネーコラムを連載中。
主な著書に『30代で知っておきたいお金の習慣』『投資で失敗したくないと思ったらまず、読む本』、『住宅ローンはこうして借りなさい 改訂5版』(共にダイヤモンド社)(共にダイヤモンド社)、『共働き夫婦のための「お金の教科書」』『図解 老後のお金安心読本』(共に講談社)他多数。


老後のお金クライシス! 深田晶恵

「年金崩壊」「定年後破産」などの恐ろしい言葉が飛び交う少子高齢化の現代ニッポン。老後の生活を支えるお金について熟知しておくことは、もはや誰にとっても待ったなしだ。30代でも早すぎない、40代なら今まさに備えを始めたい、老後資金のあれこれを人気FPがわかりやすく指南する。

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