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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

夏休みが取れないのは本当に「忙しい」せいか

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第168回】 2016年8月8日
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今年の夏休み、あなたは何日間取得できそうですか?

 本格的な暑い日が続いています。こんな季節になると、夏休みの予定が職場で話題になることも多いはず。理想はそれなりに長い期間の夏休みを取ることだと思いますが、夏休みを取得すること自体に「罪悪感を覚える」という人が多いのも事実です。

 その一方、日本政府は2020年までに有休取得率を70%に引き上げるという目標を掲げています。はたして、長い夏休みを実際に取るにはどうすればよいのでしょうか。お盆休み直前の今、考えてみましょう。

今年の夏休み、平均は8.9日
一方で「ゼロ取得」が12.4%も

 学生であれば、「休み=休暇」は純粋にうれしいもの。では、社会人の場合はどうでしょうか。

 会社に出勤しなくて済むので楽かもしれませんが、休みとなればお金を使い過ぎてしまうから大変…とか、家族サービスでむしろ疲れる…と嘆く人もいます。ちなみに、今年の夏休み(2016年)に使う予定のお金は、昨年より4964円減少して8万4332円とのこと(明治生命調べ)。昨年は2006年の同調査開始以来最高額を更新したにもかかわらず、今年は実に4年ぶりの減少だと言います。この回答に対して、

 「えっ、予算が減っても大丈夫ですか?」

 と心配になりませんか。今年からは8月11日に国民の祝日として「山の日」が導入され、その分、休みが長くなった方が多いからです。この祝日は、海の日があるから山の日があってもいいのではないかとの発想からできたとも言われていますが、日本山岳会など山岳団体によると、「山の恵みに感謝するとともに、美しく豊かな自然を守り、次の世代に引き継ぐこと」との想いから休日の制定運動をしかけて実現したようです。

 どうして8月に設定されたのか、その理由まではわかりませんが、長い夏休みを取りやすくする配慮があったのかもしれませんね。

 ちなみに今年の夏休みは、どれくらいの期間休みを取る人が多いのでしょうか。先ほどに続き、明治安田生命のアンケート調査によると、平均は土日を含めて8.9日という結果に。山の日分だけ昨年よりも0.8日分増加しています。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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