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失敗や挫折からすぐに立ち直る技は、自分で磨ける!

『ひきずらない技術』

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【第8回】 2016年8月22日
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要約者レビュー

『ひきずらない技術』
深谷 純子著
あさ出版 176p 1300円(税込み)

 人は誰でも、ネガティブな感情を抱えることがある。そんなとき、自分の感情をいかにコントロールし、すばやく気持ちを切り替えられるかによって、ビジネスの現場で本来の力を発揮できるかどうかが決まると言っても過言ではない。変化の激しい現代社会において、複雑な環境の中で成果を求められる傾向は年々強まっている。そんな社会を生き抜いていくためには、いつまでも立ち止まらずに「ひきずらない力」を養うことが必要だと教えてくれるのが本書である。

 元IBMのマネジャーである著者が、部下のマネジメントや海外の担当者との折衝の経験から見つけ出した、心を整え、強靭なメンタルを作り上げるノウハウは非常に実践的で、応用の幅が広いものばかりである。もしあなたが「ひきずりやすい」傾向にあるならば、日々の過ごし方を見直し、「ひきずらない人」になる習慣を身につけ、さらに豊かな人生を送るための指針を得られるだろう。

 また、本書では、つらい経験を糧に、チャンスをつかんで前に進んでいくための「ひきずらない力」として「レジリエンス」という言葉が紹介されている。このレジリエンスは、変化に柔軟に対応することが求められる現代のビジネスパーソンにとって、必須の力として近年注目されている。ストレスフルな環境でも高いパフォーマンスを発揮していくために、本書を通してレジリエンスやストレス対応力に磨きをかけておきたい。 (山下 あすみ)

著者情報

深谷 純子(ふかや すみこ)

 山口県光市生まれ。山口大学理学部卒業後、ソフトウェア開発会社に入社。1988年、日本アイ・ビー・エムに移ると、銀行システムのSEとしてサービス開発に携わり、サービス実務部門の管理職、アジアパシフィック統括会社のマネジャーなどを歴任する。コンサルタントとしては、2007年に大型案件の受注をした功績が認められ、社長賞受賞。子育てをしながらのSE経験、新サービスの開発と担当者教育の実施、部下の労務管理、アジア各国担当者・米国本社との折衝などを通じて、ビジネスのあらゆる場面で「レジリエンス」が求められていることに気づく。2011年には「深谷レジリエンス研究所」を設立。2016年には、ジャパン・レジリエンス・アワード2016優秀賞受賞。「レジリエンス」を高めることで、個人や組織がさまざまな困難・逆境を乗り越える力を身につけてほしいと普及に努めている。現在は、個人・法人対象に研修・コーチングを行っているほか、全国各地でセミナー・講演活動を実施中。

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