これまでの連載では、メールで失敗する人、成功する人の事例を中心に紹介してきました。2017年はより具体的なノウハウを紹介していきます。新年あけての今回は復習も兼ねて、新刊『モテるメール術』から、メールを送るのに一番注意しなければいけないポイントを紹介します。

年上男性がやりがちな致命的なメールのミス

「約束の時間に間に合う?」
あなたは、どう受け取りますか?

「恋愛のスタートは文章から」とお話ししてきましたが、文章が下手な人がやりがちな失敗と、すぐに使える対処法をお伝えします。

 あなたはメールを送るときに、話し言葉をそのまま書いていませんか?相手を怒らせる原因の一つがまさにこれです。

 実際に対面で話すときには、声のトーンや表情、状況などが補完してくれるからいいんです。でも、メールでそれをやってしまうと、相手への情報が足りなさすぎて、思わぬ誤解を生みがちになります。

 たとえば、「わかりました」という言葉。しぶしぶ受諾しているのか、心からの同意なのかどっちにも取れちゃいます。そこでおススメしたいのが、矢印だけでもいいので「感情」を付け足すということ。

「わかりました
→「上機嫌で受け止めましたよ」という気持ちを込められる

「わかりました
→「本当は納得できないけど、やるしかないから了解します」というニュアンスを加える