「×」「○」ですぐわかる新刊『モテるメール術』。さまざまな方の事例を通して、「何がダメだったのか」「何が変わってモテるようになったのか」のポイントがわかりやすように、ダイジェスト版でお送りいたします。
今回は、エリート男性のJさん。自分の中では、相手が喜ぶと思ってメールしていたのに、返ってくるメールが予想に反して……と、自分の希望通りの返信が来ると思い込んで失敗したパターンです。そんなときも、テンプレにまかせておけば、OKです。

男性は知らない、女性が喜ぶと思っている文章が実は嫌がられている!?

誰にでも使える褒め言葉はダメ。
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 振り向いてほしい女性にメールするときに、相手を喜ばせようと思ってダイレクトに褒め言葉を送るのはハードルが高いです。ここでも女性のややこしいツボを理解しているかいないかで、ウケがまったく違ってきます。まず、褒めようとしてやりがちなミスがこちらです。

「ヒカルちゃんって優しいね」
「仕事がよくできるんだね」

 こうした誰にでも当てはまってしまう褒め言葉は、相手に響きません。

私は以前、化粧品のセールスで1日100件訪問販売していたときがありました。先輩販売部員から渡されたマニュアルには「とにかく相手を褒めて懐に入り込め!」と書かれていました。これも、下心ありの褒め言葉です。