【第11回】 2008年10月03日
人間ビフォーアフター!
「出産で豹変する妻」「釣った魚にエサをやらない夫」
――出産が女性にもたらす「脳内革命」
「中田課長。今日、時間あったら飲みに行きませんか」
最近の若手新司クンはちょっと変だ。少し前なら、仕事が終わるやいなやそそくさと帰宅していた。
「いいけど、早く帰らなくていいのか。子どもも生まれたばかりなんだろ」
「だから帰りたくないんスよ…」
若手クンがビール片手に涙目で語った内容は、次のようなものだった――。
以前はかわいく優しかった妻が、長男が生まれてから変わってしまった。いつもカリカリ怒っているし、自分を邪魔者扱いする。『汚い手で赤ちゃんに触らないで!』『うるさいからゲームやめて!』『育児を手伝ってくれないなら、せめてどっか行ってて!』といった具合なのだ。
「このあいだなんて、夜遅く疲れて帰ってきたら『今、寝付いたばっかりなのに起きちゃったじゃない!』って怒るんです。いくらなんでもヒドイですよ」
離婚も真剣に考えている、という。
中田堅二課長は遠い目になった。自分たち夫婦にもそんな時期はあったような気がする。どうにか危機は乗り越えたものの、今の妻は昔とはまるで別人だ。新婚の頃の初々しい面影はどこへ消えたのだろうか――。
「別の生き物」
になった妻たち
子どもの誕生を喜ばない父親はいないだろうが、夫婦関係の変化に戸惑う男性は多いようだ。IT系企業に勤める30代男性はこうこぼす。
「昔は明るくかわいらしい女性だったのに、今はいつも文句タラタラです。『自分は育児に明け暮れているのに、あんたは外で好きなことばかりやっている』って。別に好きなことをやってるわけじゃないですよ。家族を養わないといけないから、こうして必死に頭を下げて営業してるんじゃないですか。くたくたになって帰ってきてあれじゃあ、ホント報われないですよ」
かなりの大恋愛の末に今の妻と結ばれたというこの男性。「今や彼女の関心は子どもにばかり向けられ、自分はまったく顧みられない」とも嘆く。
2児の父親である40代の男性(出版系)は、妻との関係が対等なパートナーシップではなく、「上下関係」になってしまった、と感じている。
Special Topics
バックナンバー
- 最終回
- 「その車手放してよ」「転職は止めてね」――なぜ、“男のロマン”は妻から理解されないのか? (2009年01月30日)
- 第26回
- 「残業は当たり前」「親の死に目に会えると思うな」 いまだ職場で幅を利かす“20世紀型”サラリーマンの仕事観 (2009年01月23日)
- 第25回
- その笑顔にダマされるな! 女性が上司の前でかぶる「笑顔の仮面」 (2009年01月16日)
- 第24回
- あなたは大丈夫?! ひとりメシ、ひとり暮らしの孤独男が「うつ」になるワケ (2009年01月09日)
- 第23回
- 「要するに何が言いたいわけ?」「結論から話せ!」――女の会話にイライラする男たち (2008年12月26日)
- 第22回
- 妻や部下の表情が読めないと危険! 「暴発する女」に「ビビる男」 (2008年12月19日)
新着トピックス
- 野口悠紀雄 未曾有の経済危機を読む
- 「円高こそデフレの原因」説の怪しさ ──今こそ必要なデフレの経済学(6)
- 日本を元気にする企業の条件
- ホンダ、ヤマハ発、味の素、住友化学… 日本企業にもあるBOP市場開拓のネタ
- 『週刊ダイヤモンド』特別レポート
- 市民による市長リコールもまだできない 阿久根市政“大混乱”の責任は誰にある?
- News&Analysis
- 苦境の地方空港に追い討ちも? 火種くすぶる「ハブ空港」議論の真実
- 岸博幸のクリエイティブ国富論
- 日本のためにならない「FREE」礼賛論を疑え!
- 追跡!AtoZ ~いま一番知りたいテーマを追う!超リアルドキュメント
- 大ヒット商品が続々「特許切れ」へ。 2010年以降、もう「新薬」は生まれない!?
- チャンスを逃さない! 今どき「住活」事情 By SUUMO(スーモ)
- エコポイントがなくても人気は絶大? 想像以上に盛り上がる「エコ住宅」ブーム
- 働き盛りのビジネスマンを襲う 本当に怖い病気
- 手足のひび割れと関節痛が同時に!? 骨の変形をも引き起こす皮膚病の正体
ダイヤモンドオンラインplus 知っておきたい価値ある情報
最新の連載一覧
経済・時事
経営・戦略
スキル・キャリア
Diamond Premium 最新記事 無料会員登録すると全文が読めます
- 公認会計士・高田直芳 大不況に克つサバイバル経営戦略
- “不況に強い”にも関わらず売上急減!? 医薬品業界を襲う「2010年問題」とIFRS
- 金融市場異論百出
- 超インフレ国はジンバブエのみ 世界が学んだ「最低限の規律」
- 週刊ダイヤモンド 企業特集
- ユニー 前村哲路社長インタビュー 「現場の自由裁量権を広げ 個店経営のウエートを高める」
- 『社会貢献』を買う人たち
- キレイになって、途上国を支援! 女性の飽くなき「美への探求」が生んだ、一石二鳥のビジネスモデル
- 山崎元のマネー経済の歩き方
- 対等合併の呪

- 岡野工業・岡野代表エッセイ
- “神の手をもつ男”岡野雅行氏が日本の物づくりに「常識を捨て去れ」と喝!

- DOL編集部のツイッターを開始
- 最新記事の話題から編集部の日常まで、24時間つぶやきます。フォローよろしくお願いします。
Business information
著者プロフィール
- 西川敦子
(フリーライター)
1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。
この連載について
出産後も辞めないアラフォー女、3年で辞める腰掛け男 etc・・・、時代が変われば、働くルールも様変わり。働く男女にまつわる悲喜こもごものケースを多数紹介。男女が共存共栄していくための新たな職場のルールを提案します。
【NHKスペシャル『シリーズ 女と男』を単行本化!】 最新科学によって、すれ違う男女の「謎」に迫る。女は本当に地図が読めないのか? なぜ男は「見た目」を重視するのか? なぜ「離婚のピー ク」は結婚4年目なのか? 等、男女の人間関係を中心に、共に歩んでいくための「知恵」を探っていく。1500円(税込)
- DOLブックストアで購入
購入金額に関わらず送料無料! - Amazonで購入
アクセスランキング
- 2位
- 週刊・上杉隆
- 元秘書として鳩山邦夫氏に苦言を呈す 信念の見えない離党に意味はあるのか?
- 3位
- News&Analysis
- 日本が望みを託す宇宙開発の切り札! 「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ
- 4位
- China Report 中国は今
- 優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業
- 5位
- 評価が上がる!上司を味方にする技術
- 上司に好かれる話の聴き方、嫌われない質問の方法
Recommend 話題の記事
- China Report 中国は今
- 優秀な中国人学生を採用できなくなった日本企業
- 田中秀征 政権ウォッチ
- 鳩山首相「発言のブレ」正当化に疑問を呈す
- News&Analysis
- 日本が望みを託す宇宙開発の切り札! 「宇宙エレベーター」の知られざるシナリオ
- 山崎元のマルチスコープ
- 官民一体の海外ビジネス受注期待を怪しむ
- ミドルマネジャーのための「不機嫌な職場」改革講座
- この閉塞感はどうにもならないのか? 組織の成果を最大化する人事制度とは
- SPORTS セカンド・オピニオン
- 大リーグ球団にとっての、日本人選手の価値を考える
- 政局LIVEアナリティクス 上久保誠人
- 参院選がどう転んでも、 政界の「世代交代」加速は止められない

- 【PrimeTime】トップインタビュー
- 「サービス力は人財力と組織力の掛け算」~百瀬次生・日立電子サービス社長

- 【THEProject】プロダクトとサービス最前線
- 現実味帯びる「IFRS」。最新会計基準対応処理システムを低コストで提供
雑誌定期購読のご案内
特大号・特別定価号を含め、1年間(50冊)市価概算34,500円が、定期購読サービスをご利用いただくと25,000円(送料込み)。9,500円、約13冊分お得です。さらに3年購読なら最大49%OFF。
1冊2,000円が、通常3年購読で1,333円(送料込み)。割引率約33%、およそ12冊分もお得です。
特集によっては、品切れも発生します。定期購読なら買い逃しがありません。
年間12冊を定期購読すると、市販価格8,400円が7,150円(税・送料込み)でお得です。お近くに書店がない場合、または売り切れ等による買い逃しがなく、発売日にお手元へ送料無料でお届けします。
※別冊・臨時増刊号は含みません。
偶数月の1日発売(隔月刊)。1年購読(6冊)すると、市販価格 5,880円→4,700円(税・送料込)で、20%の割引!
※別冊・臨時増刊号は含みません。
お知らせ・ご案内
- 会員専用ページ開始のお知らせ
- 7月より一部の記事で、無料会員登録した方だけが全文を読める形に変わりました。詳細はこちらをご覧ください。




