スイートルームからは、レースと同時にピットの様子も見ることができ、作業時の手早さには驚きました。また、決勝レース前のコースにはフットボール選手のデービッド・ベッカムも登場し、レース後にはリアーナのライブも開催されているなど、F1のレース以外の楽しみも色々と用意されていました。

 子供はスイートルームに入れない為、私達夫婦は知人宅に子供を引き取るためにレース後にすぐ帰りましたが、弊社のお客様達はリアーナのライブを夜中まで楽しみ、その後はF1に合わせてシンガポールに来ていたパリス・ヒルトン主催のパーティに流れるなど、朝までエキサイティングな時間を過ごしたようです。高級ブランドのショップにも、いつも以上にハイエンドの品が充実していて、シンガポール全体がF1による興奮につつまれているような1週間でした。

スイートルームではビュッフェを食べながらF1を観戦できる

F1運営会社の主要株主は上場を計画

 シンガポールGPの盛況を受けて、既に2017年までの開催が決まっています。シンガポールGPの開催には毎年約1.5億シンガポールドル(約120億円)のコストが掛っているようですが、この内の60%をシンガポール政府が負担しています。

 F1運営会社の主要株主である投資ファンドCVCは、今年5月にF1運営会社をシンガポール市場に1年以内に上場をさせると発表しました。昨年にもこの上場計画は持ち上がりましたが、欧州危機により延期されていました。世界的な金融市場の回復とともに再びIPO計画が浮上してきたようです。CVCは今年5月時点で、F1の運営会社の時価総額を約120億ドル(約1.2兆円)と見積もっています。

 既に、中国やブラジル、UAE (アラブ首長国連邦)では毎年レースが開催されており、来年からはロシアとメキシコ(現時点では暫定)、2015年からはインド(2013年10月に開催されたが2015年から4月にスケジュールが前倒しになる関係で2014年は不開催)もレースを開催し、経済力が増した新興国にとって、世界での自国のイメージを高めるための格好のツールといえるF1は、真にグローバルなイベントとなりつつあります。

 そのイベントの運営会社が世界中の株式市場の中からシンガポールを選んだことは、シンガポール経済・金融市場の勢いを象徴するものといえるでしょう。

 次回は、F1シンガポールGPに一緒に参加した弊社のお客様とのクアラルンプール・ジョホールバルの高級不動産視察の模様を紹介させて頂きます。
 

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