昨年夏まで1バレル=100ドルだった原油価格は40ドル台まで暴落。依然として底値を確認できていない。原油に連鎖し、石炭など他の資源価格も軒並み下降線を辿っている。これを受け直近決算では大幅な下方修正が相次ぎ、株価も強烈な売り圧力に晒され、大きく下落した資源株だが、いよいよ逆襲が始まると言う。その理由とは?買いの株とは?
原油など資源価格の下落は最終局面に
丸紅や伊藤忠、JXの配当利回りは約4%
実際、大きく下落した原油だが、今後はどういったシナリオが待っているのだろうか。

ある市場関係者は次のように指摘する。
「今夏から米国でボルカールール(投機への規制強化)が適用されるのを踏まえ、ヘッジファンドが最後の荒稼ぎをしているのが資源安の真相」
つまり、同ルール適用後は投機的な売りが影を潜めるというシナリオなのだが、このような意見を持つ関係者はけっして少なくない。また、フィスコの田代昌之さんは「6月のOPEC総会で何らかの手打ちが実行される」と予想している。
まさに、「資源株を買うチャンスは今!」といった様相だが、安易に株価が下がったから買うのは厳禁だ。なぜなら、株価が下げ止まってから買いを入れても十分間に合うからだ。
具体的な銘柄を紹介しよう。まずは国際石油開発帝石(1605)。同社は豪州のLNGプロジェクトの進捗に注目。
三井海洋開発(6269)は資源安の中でも業績は堅調で、早い段階の反転が期待できる。
丸紅(8002)は下方修正を発表したが、一方で今期の配当を維持。配当利回りは4%程度まで上昇している。下げたところで2単元買って、3月末の配当取りに向けた上昇で1単元を利益確定、もう1単元は資源価格の底打ち後のリバウンドで利益を確定させる方法もオススメだ。






