梅雨明けと同時に気温も大きく上昇し、猛暑が始まったが、日本株も同じように梅雨明けとなり、株価の上昇が始まるのか。ネット証券のエースアナリスト4人に、今後1カ月間の日本株予測を聞いた。
第1四半期決算は為替差益などで上振れ!
お盆までは株価の上昇トレンドが継続へ
ギリシャ国民が緊縮策にノーの意思表示をした後、ギリシャとユーロは歩み寄りを見せているが、これでは結局のところ問題に先の伸ばしにしかならない。
加えて、中国株暴落に端を発したアジア株全面安で、日経平均株価が2万円を大きく下回るなど、日本株は7月上旬に試練の時を迎えたが、その後日経平均株価は急回復を見せている。
そして7月下旬からは、いよいよ3月期末企業の第1四半期決算発表が始まる。
「4~6月の実勢為替レートの平均値は121円33銭。自動車セクターの期初想定為替レートは概ね115円だったので、為替差益が上乗せされた業績となる可能性も高い」
こう指摘するのは、カブドットコム証券の河合達憲さんだ。

SBI証券の鈴木英之さんも、「企業業績の上振れをテコに、8月上旬までは堅調な相場」と予想。

楽天証券の土信田雅之さんも「水準自体は外部環境の状況に左右されやすい」とクギを刺すが、良好な内部環境を背景に、堅調に推移することをメインシナリオに。その点は河合さん、鈴木さんも然りだ。ただ3人とも時間軸には若干のズレがあるものの、閑散相場となるお盆の前後は弱含むと見ている。

唯一、やや右肩下がりの弱気な展開を想定するのは松井証券の窪田朋一郎さん。
「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の日本株配分比率見直しは峠を越え、秋・冬に予想される米国の利上げを控えて乱高下する」と読む。




