年功序列が崩壊し、男女平等も進み、インターネットによってどこに住んでいても平等にチャンスが与えられるようになった。「この世は実力主義」と言われるようになって久しいが、それは本当だろうか? 実際は、どの会社にも大して実力もないのに高く評価されている人が1人はいるはずだ。なぜ、彼らは実力もないのに評価されるのだろうか。その理由を解説した本がある。伝説のブログ「分裂勘違い君劇場」の著者・ふろむだ氏が書いた『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』だ。彼は、本書で「実力を磨くよりも、はるかに人生を好転させるもの」として「錯覚資産」を挙げる。本記事では、本書の内容をもとに「錯覚資産」とは何か、どうしてチャンスが巡ってくる人と来ない人がいるのかなどについてご紹介する。(構成:神代裕子)
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